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純風満蘭 富貴蘭・風蘭ブログ 着生蘭よもやま話

浦島太郎

また珍奇な木を入手しました


裏甲竜芸を現し、距が釣り針のような花を咲かせる多芸品です


入手した木はちょっと裏甲竜芸が甘いようですが


締めて作れば芸は良くなるということです

特徴が現れている親木はこちら↓


付けは竹の節のようです
そして、花も


距は釣り針のカエシが付いているようです



露受け葉も現れていてスーパー多芸品ですね


この左の付けは裏甲竜芸が現れて付けが変化しています


子付きですので、来季の成長が楽しみです


さて、もとのラベルは無銘の裏甲竜芸でした。この木の特徴を見出した数寄者のI氏が距が釣り針のよう、そして芸は裏、ウラ、浦...。
釣竿を担いだ浦島太郎

まぁ、富貴蘭と風蘭の銘は小野小町や楊貴妃、西施など女性が多いですから、たまには男性の銘も良いと思っています


ます。


2630000浦島太郎(うらしまたろう)(九州産か)【風蘭】【月型型付け、泥軸、泥根、白色の奇花】葉裏に甲竜芸を現し、変わり花を咲かせる多芸品。付けはガシが強く現れると月型から変形して特殊型になる。花は距が釣り針のカエシのような突起が特徴。中型で葉幅はやや細く梅雨受けを現す。筬はやや緩い。尼崎市のN氏が九州産のフウランとともに入手。採取年は不明。銘は兵庫の数寄者I氏。距が釣り針のように見えることから、釣り竿を手にした日本昔話の主人公「浦島太郎」の姿を連想して名付けた。2020年12月1日、兵庫の数寄者I氏。
※ 裏甲竜芸=葉の裏の部分に線状の盛り上がりや窪み、又は樋状のものが生じた状態。ガシ=甲竜が集まった状態

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