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天王羆

初セリ会 で入手した木のご紹介です


ラベルは「天皇羆」とありましたが、正しくは「天王植木」の意味ですので「天王羆」です。タイムリーな字の間違いに皆さんは苦笑していました。私は荷の来歴を知っていたので、ニンマリ系統は良い木です。そして...


私は見すごさなかったのです。この天葉を
八千代芸か、はたまた縞が残るのか


水遣りをしていないそうなので、しわが寄っています。水を少し上げたら、ちょっとだけ生き生きしてきました


羆は元を辿ると藤井清七さん(元日本富貴蘭会長)の木に行き着きます。その木の割子が静岡の天王植木さんに渡り、そのまた割子が「天王羆」と言われるようになったそうです。ただ青から本羆が出たことはない、と生前の天王植木さんが語っていたそうです
本羆からの割子なら、もう私に手に負える価格でありません


たぶん、この木は、その割子の割子の割子の割子の割子ぐらいです。まぁ、誰かが間違ってラベルを差さなければですけど
縞でも出てくればと、ちょっとした変化を楽しむべき羆の「青」なのです


観察ます。

0500200羆(天王)(てんのうひぐま)(三重県/伊勢産)【風蘭】【月型付け、泥軸、泥根、白花】天葉があやしいけど八千代芸かな。墨と堅状線とちょい縞あり。2019年1月5日。

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