鋸錦と比較したいがために入手しました
わたくし、栽培歴が浅いもので「都羽二重」や「朝日殿」などの日本富貴蘭会登録品種で栽培したことがないものが多いのです。普及品の品種鑑定がままなりません
知識を得るためには栽培するのが一番良い方法だと思っています。また交換会にも参加して勉強しています
しかしながら、展示会に並んだ普及品を鑑賞すると栽培欲も湧くのですが、交換会に出品される普及品は見るに耐えないことがあるのです。
普及品は柄の良く、「捨て作り」でない鉢に巡り合うことをじっと待っている状態です
軸が赤っぽくなるということも特徴のようです。富貴蘭事典の解説には記載がありませんでしたので「知識」も購入できてです。羅因の光や富士錦と混同されていたようで数奇な運命な品種ですね
日本富貴蘭会の銘鑑では文字が小さい「全盛品」ですがとても美しい品種です
親木のように柄が揃った株立ちを目指してみましょう
ます。
3620000富士峰(ふじほう)(産地不明)【風蘭】【月型付け、濃い泥軸、泥根、白花】ゆったりとした姫葉に黄縞を流した中型品種。軸はアントシアンを含む紅軸となる。斑は萌黄色に現れて後に黄色くはぜる。葉幅は丈の割には狭くて襟合わせはやや緩い。花の距はカールせずに垂下する。1992(平成4)年度日本富貴蘭会登録品種(富士錦から分離・登録とは記載なし)。2023年11月10日、秋の東洋蘭展(桜井園芸)。