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純風満蘭 富貴蘭・風蘭ブログ 着生蘭よもやま話

加茂黒釉 京楽焼 蘭鉢 小菊に牡丹と青海波

加茂黒釉の古い鉢を入手できました


わたし的に少々、無理をした買い物です


「五柳」ではないようですが明治期に作られたようです。落款はありません。わたしには鑑定はできませんけど


黒く光る地にあやしく光る金彩の菊に魅了されました


古い鉢のわりには牡丹や菊、青海波の模様は良く残っていますね


この鉢はオモトを入れるには小さ過ぎるそうです。富貴蘭の豆葉を飾るのにちょうど良い大きさです


ぐるっと一周


クル


クルクル


ホツは2カ所。脚も直したあとがあります


完品ならもっと高く、わたしには入手できなかったでしょうけど


長生蘭を飾るのに使われたのかしら、もしくは...と先輩の趣味家のことを想像して楽しめるのは、わたしだけなのでしょうか


展示鉢にも気遣います。


0000000加茂黒釉 京楽焼 蘭鉢 小菊に牡丹と青海波(かもぐろゆう きょうらくやき らんばち こぎくにぼたんとせいかいは)加茂黒釉で作られた京楽焼の蘭鉢。作製は明治期か。加茂黒の地に緑の点。金彩の小菊に牡丹と青海波の模様がイッチンという手法で細密に絵付けされている。大きさ高さ約7センチ×幅約7センチ。加茂黒釉は京都・加茂川で採取された黒い石を砕いて粉にした釉薬。その加茂川石(貴船石)は現在採集禁止で貴重。ホツ2カ所と脚を修理したあとあり。2022年6月26日、夏の東洋蘭展(田哲園)。
追記、福富京楽堂東京市本郷区上駒込にあった窯元。明治時代中期から後期へかけての約30年間に楽焼鉢を商っていた)の蘭鉢ようです。

追伸;上野駅は青天なりでした。






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コメント一覧

純風満蘭
東京寒蘭さん

おはようございます。
加茂黒は「ぽてっ」とした感じがたまりません。今度見てくださいね!

二代目が仕入れてきたそうです。五柳かは不明だけれど時代は同じくらいあるだそうです。ホツなどがあるので金継ぎを依頼しようと思います。
東京寒蘭
良い楽鉢ですね。さすが、田哲園さんです。私も水晶寒蘭展の時に、物色しています。
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