テニスに行ったら、仲間が持ってきてくれたトルコ土産の珍しい菓子があった。
私も戴いた。
ひとくち大の立方体に白い粉がかかっていて、指でつかむと柔らかい。
食べてみると、東北地方の「ゆべし」みたいな歯ごたえで、中に入ったナッツも
香ばしく、舶来にしては甘とろしくなく、なかなか美味しい菓子であった。
それをだよ。
最近、赤丸急上昇的に笑える、オコゼ似のおじさんにすすめたところ
無表情で、訝しげに「なんですか、これ」
「~君のトルコ土産で、おいしいですよ」とか、すすめてるのに
さらに「なんですか、これ。食べられるんですか」
その時点で皆爆笑寸前。
「失礼だな、君は!」と、もはや笑いながら夫が言うと
彼は菓子をまじまじと見て
「なんですか、これ。なんか気色悪いですね」
もはや全員が爆笑モードに突入。
再度「し、失礼だな、君は!」と言った夫も、もはや大爆笑。
で、おじさん、結局菓子を食ったら
「うまいですね。うむ、これはうまい」
なんなんだ。美味しいんじゃないか。
おかげで私は慢性思い出し笑いになってしまった。