DEVIL POWER ×666

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不思議なことなど何もない

2011年04月06日 11時33分06秒 | インポート
…とは、京極堂の決めセリフだが、世の中には説明のつかないことがある。

今、まさにその京極先生の、ある短編小説を読んだところなんだけど、その中に「夜空に巨大なサカナが泳いでいる」という一節があったのだね。

で、その文章を読んだ瞬間、「夜空を巨大なサカナが泳いでいる記憶」が蘇ったのだよ。

「想像」じゃないし、「何かの映像の記憶」でも無い。絶対に違う。それは「見た記憶」なのだ。

たぶん、何十年か前の記憶だと思う。

夜空一面に巨大なサカナが見えて、あれは飛行機?飛行船?UFO?って、必死に考えた。いつまでも消えずにそこに居るサカナのようなものに対して、段々と困ったと思うようになって、しばらく経ってから見たら、やっぱりまだサカナがあったので、すごく嫌な気持ちになった。

っていう記憶があるだけで、どこで見たかハッキリ覚えていないし、当然のことながら、あれが何だったのかの説明はつかないんだけどね。

オカルト的な話じゃないと思うけどね。

なんかのイベントだったのかもしれぬし。

それより、図書館でランダムに選んだ小説の中に、忘れ去られていた記憶を呼び覚ます一節があったことの方が、驚く。

でもこれは、「私が京極先生のファンだから」で、簡単に説明がつくことである。…のかな。本当に?

コメント
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