新聞でいう社会面の話題は意図的に避けているが…

あまりにもひどい事件が続き、胸が苦しくてやりきれないので、書くことにした。


小学生の女の子が大ケガをさせられた事件、生まれたばかりの赤ちゃんを捨てた少女、同級生を山に…など、ニュースを聞くたび、心底許せない気持ちでいっぱいになる。


特に、大ケガをした女の子が気の毒でならない。親も、どんなに辛く、悔しく、心配かと思うと涙が出てくる。


私が親になったから、特に子供が巻き込まれる事件に敏感になっているだろうが、これはいかなるひとでも憤りを感じるはずの事件である。普通の人間ならば、必ず。


犯人は、どういう人生を辿って、そんな悪行が出来る非情なひとになってしまったのだろう。


ひとを大切に思う気持ち、慈しむ気持ちは、なぜ養われなかったのだろう。または、いつ消えてしまったのだろう。


それもまた悲しい。


自分の子を犯罪から守るのは当然だが、犯罪に関わらないように気を付けることも大事なのではと思う。


殴られたら体が痛いし、言葉で傷つけられたら心が痛い。自分がやられて嫌なことは、ひとにしてはいけない。ケガはすぐに治らないし、ひどいケガなら元通りに治らないこともある。まして命はひとつしかなく失えば取り返しがつかぬのだと繰り返し教えるべきだと思う。


私はツグにそうしていくつもりだ。


とりあえず今は、どうか、これから、ひどい事件が少しでも無くなりますよう…、と、願うばかりである。