大昔のこと
高校時代から2年半ほどお付き合いした同じ歳の方がいた
若気の至りというか、純粋というか…お互いに将来結婚したいね…と夢見ていた
しかしずっと疑問に思っていた事があり、何度も彼にその疑問をぶつけたが曖昧にかわされていた
そしてある日とうとう、決心したかのようにその疑問の答をくれた
それは私を信頼してくれた故の言葉だったのだろう
でもその言葉を受け止めるだけの度量も誠意も私には不足し過ぎていた
絶対に開けてはならないパンドラの匣を強引にこじ開けさせ、踏みにじった
彼から逃げ出してしまったのだった
他人の信頼を裏切るという最もやってはいけない事をやってしまった
その後、今まで会った事はない
電話も手紙のやり取りも皆無
何処かで元気に暮らしておられる、幸せに暮らしておられる事を願っている
高校時代から2年半ほどお付き合いした同じ歳の方がいた
若気の至りというか、純粋というか…お互いに将来結婚したいね…と夢見ていた
しかしずっと疑問に思っていた事があり、何度も彼にその疑問をぶつけたが曖昧にかわされていた
そしてある日とうとう、決心したかのようにその疑問の答をくれた
それは私を信頼してくれた故の言葉だったのだろう
でもその言葉を受け止めるだけの度量も誠意も私には不足し過ぎていた
絶対に開けてはならないパンドラの匣を強引にこじ開けさせ、踏みにじった
彼から逃げ出してしまったのだった
他人の信頼を裏切るという最もやってはいけない事をやってしまった
その後、今まで会った事はない
電話も手紙のやり取りも皆無
何処かで元気に暮らしておられる、幸せに暮らしておられる事を願っている