banananbearの独り言

バツイチおばちゃんの日常生活をぼちぼち更新♪(´ε` )

老母他界

2021-08-24 | 日記
前回の日記の続編となる

先週金曜日、1時間残業を終えてロッカーの中のiPhoneを見ると、老母の入院する病院の病棟から複数の不在着信

それを見てもう駄目かと悟った

着替えてクルマに乗り込んで直ぐに連絡してみた

もう厳しい状態なので来てもらえませんか?

予期していた事だし、落ち着いて行動したつもりだが、思い返してみるとやはり慌てていたようだ

弟の携帯に連絡するが出ない
自宅架電に連絡しても出ない

ムスコのiPhoneにかけるが、仕事中で出ない
仕方なく業務用端末に電話し状態説明、病院へ行って様子を見てからまた連絡するから、会社に話をしておくように伝える

再度弟に電話
のんびりとした調子で出る(この段階でムカついている私)
状態を説明し、ムスコと同様に病院に着いてから再度連絡する旨伝える


病院に到着、すでに19時を回っている

受付で名前を言うと、直ぐに通される(通常は足止めされる)


病室はナースステーションのすぐ隣


老母の顔は歪み、酸素マスクをつけ意識はなく呼吸は荒い


ナースに簡単な説明を聴き、弟にビデオ通話をする許可を得て、繋ぐ


フェイスタイムの使い方を知らず、子どもらにやり方をレクチャーされている


弟の次女がばーば、ばーば!と声をかけ続けるが反応はない

続いて弟の長男が声をかけるが、これも反応はない



何も言わない弟…


途中で焼酎か何か氷の入ったグラスを傾けている(この時点でかなりムカつく私)


歩きながら昨日、お袋さん宛に手紙を送ったけど、俺、失業中なんよ

金が無いから、そっちには行けない


これを聴いた時の私の顔は鬼の形相だっただろう


アンタ1人でも来なさい!

いや、金が無い


もうこんなヤツに関わりたくないと真から思った


お金が無いのなら、悪いけど貸してくれんか?
必ず返すからとナゼ言わない?!




しかし今、コイツに関わってる暇は無い


電話を切り、潮の満ち引きをネットでググると、福岡の干潮が1:30

ここだな…とナースに話し、危なくなったら電話しますので携帯を手放さないでください…と言われ、帰宅


ムスコに、直ぐ帰って来いと連絡

大分の地方都市で働くムスコ、かなり飛ばして帰って来た

先に病院へ向かい、まだ息のある老母と面会して帰宅して来た


そして多分1:30頃だから、風呂に入って少しでも寝なさいと、私も少しまどろんだところで起こされた


時間は1:35


あ…やっぱりな…

急いでムスコと病院へ向かうも、間に合わず

血圧は0


先程のナースから、さっきら1:30が干潮と言われてましたが、やはりそのぐらいから呼吸の間隔が長くなって、1:55には…


それから当直医の死亡確認が2:17


その時、本当に死亡した時間ではなく、医師が死亡を確認した時間が死亡した時間なんだと知った


全然涙が出なかった

むしろ、先の事、やらなきゃいけない事を考えるのでいっぱいだった


葬儀場の事も、此処にしようと考えていた所はあったが自宅から若干遠く、私たちが疲れる(もう既に自分たちの事しか考えていない)から、自宅に近い場所を選んだ


遺体安置室に運ばれた老母の顔は、老母の母(私の祖母)では無く、亡父の祖母(私の曾祖母)に似て見えた


そして葬儀場に安置され、式の段取りを決めて自宅に戻ったのが5:00


残業終りからたった11時間の慌ただしい出来事だった



長々と備忘録のような日記にお付き合い頂き、ありがとうございます


まだまだ書き足りない事があるので、もう少し落ち着いたらアップします




コメント
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