実は今、個人名義での「スタジオ録音」をやっている。
昔、・・20代の頃に、バンド名義でのレコーディングは何度かやったが、個人名義でのそれは初めてだ。
きっかけは、今の年代になって、「人間、いつまでも元気でいられるかは、誰もわからないし、保障もない」ということを思うようになったから。
若い頃のような高さの裏声はもう出ない。
音域は、昔よりも狭くなった。
ギターだって、昔とあまり変わっていない。
でも・・まだ、五体満足でいられてる。
これって、幸せなことだ。
いつ不慮の事態で、楽器が弾けなくなるか分からないし、歌えなくなるかも分からない。
ならば、やれる時に・・今のうちに・・と思うようになった。
何が「今のうち」なのか。
私の場合、自作曲を形にしておくことだ。
はたからみたら、たいした曲じゃないかもしれない。
でも、自分の分身であることは確か。
自分の生きた証を、「自分の好きなこと」で残しておきたい。
てなわけで、今レコーディング中。
最終的には、アルバムに出来れば嬉しいと思っている。
まあ、録音が終わって、ある程度その内容に納得・・・というか、妥協(笑)できればアルバムにしたい。
今の段階では、まだどうなるか、どうするかは分からない。
思えば・・私は、アルバムというものをすごく高い位置に位置づけてきた。
プロが作ろうが、アマが作ろうが、アルバムはアルバム。
ビートルズが作ろうが、アマチュアが作ろうが、アルバムはアルバム。
アルバムという意味では同じ。同一線上。
そういう考え方があったから、私はこれまでアルバム作りというものはやらないできた。
この場合、やれないできた・・と書いたほうが正しいかもしれない。
おいそれとは作る気になれなかった。
作りたい気持ちは、音楽に目覚めたころから夢として持ってたが、作るからには、かまえてしまっていた。
要するに、理想が高かったから、逆に作れなかった。
正直言うと、そういう気持ちは今もある。心の片隅に。
だが、・・・私が頭の中で思い描くアルバムを、実現させるとなると、費用も時間もかかりすぎることになる。
それは最近、痛感している。
時間はともかく、費用がとんでもない額になってしまう。
下手したら何百万という額になってしまう可能性がある。
それは経済的に無理というもの。
で、その値段が捻出できないばかりに、アルバムを作れないまま自分はどんどん年齢を重ねていき、色んな要素が「落ちて」いく。例えば体力とか(笑)。
そんなんじゃ、いつまでたっても・・・それこそ一生かかっても、アルバムなど作れないだろう。
それでいいのだろうか。
思えば・・
私は自作曲を誰かに聴いてもらいたいから、音楽を続けてきた。
自分の曲を人に聴いてもらう手段としては、主に以下の方法があるだろう。
1、テレビやラジオに出る。
2、イベントに参加する。
3、ライブを行う。
4、アルバムを作る。
5、誰かに曲を提供する。
6.そのほか
一番身近なのは・・自分の都合で決められるのは、3と4の方法だろう。
1の選択肢は、私には現実的ではない(笑)。
5の選択肢に関しては、最近そんな動きがあった。
ライブという方法は、「距離的に(地理的に)、遠くて行けない」とか「(仕事など)が忙しくて行けない」とか、「体調悪くて、その日は行けない」など、人それぞれの様々な要因で、中々多くの人には聴いてもらえない。
中には「面倒くさいから行かない」・・そんな場合だって、正直あるはず。
人それぞれ、自分の都合があるから、それは当然だと思う。
そのへんは、私が客の立場になる時にも当てはまるから、よく分かる。
でも、アルバムなら?
距離も仕事も体調も・・・関係なくなる気がする。
今組んでるユニットで年に数回ライブをやるだけじゃ、限界を感じてきた。
だから・・そうなると、やはりアルバムを作っておいたほうがいいのではないか。
理想を持つのはいいけど、ハードルが高すぎると、最初の一段すら登れない。
とりあえず、最初の一段を登りたい。
アルバムというものに対して私が持ってた「高すぎる理想」という捉え方や固定観念を、一度捨て去って、柔軟で現実的にならなければ、何も進まないし、何も実現しない。
アルバムという目的にたどり着くかどうかは分からないが、一歩だけ進んでみることにした。
その一歩は、とりあえず録音してみることなのだ。
・・・てなわけで、最近スタジオ入りし、1人でシコシコ録音している。
自分の演奏技術のつたなさ、そして何より歌唱力の問題は大きく、繊細な録音作業をやると問題点が浮き彫りになってくる。
その都度、自己嫌悪の連続だ。
正直、バックミュージシャンがほしいと思ったりした。
楽器の演奏技術に長けた人や、コーラスなどで歌唱力のある人が加わってくれたら、どんなに心強いだろう。
でも、金銭的、スケジュールな都合の問題もあり、それは難しい。
相手があることだからね。
なので・・
あまり高望みせず、今の自分一人でやれることをやろうと思っている。
理想とはかけ離れていても、とりあえず自作曲を形として残しておきたい。
もしも・・・もしも、アルバムという形にたどり着いたら・・・なるべく多くの人が聴いてくれたら嬉しい・・・・そう思っています。
その時は、ぜひよろしくお願いします。
しばらくまだ時間はかかりそうですが、作業が終わった段階で、それを盤にするかどうかは、今のところ5分5分です。
盤にしたい気持ちはあるけど、盤にするのを見送る可能性もけっこう高いです。
完成しなかった場合、選択肢としては、録音中に頭がグチャグチャになって廃人になってしまい、録音が空中分解してしまう・・というケースもありますが(笑)。←おい。
なにせ・・録音というのは、精神や体力を削り取られるような作業なので(笑)。
おかげでカゼをひいてしまいました。
トホホ、なんだか情けない限りです。
昔、・・20代の頃に、バンド名義でのレコーディングは何度かやったが、個人名義でのそれは初めてだ。
きっかけは、今の年代になって、「人間、いつまでも元気でいられるかは、誰もわからないし、保障もない」ということを思うようになったから。
若い頃のような高さの裏声はもう出ない。
音域は、昔よりも狭くなった。
ギターだって、昔とあまり変わっていない。
でも・・まだ、五体満足でいられてる。
これって、幸せなことだ。
いつ不慮の事態で、楽器が弾けなくなるか分からないし、歌えなくなるかも分からない。
ならば、やれる時に・・今のうちに・・と思うようになった。
何が「今のうち」なのか。
私の場合、自作曲を形にしておくことだ。
はたからみたら、たいした曲じゃないかもしれない。
でも、自分の分身であることは確か。
自分の生きた証を、「自分の好きなこと」で残しておきたい。
てなわけで、今レコーディング中。
最終的には、アルバムに出来れば嬉しいと思っている。
まあ、録音が終わって、ある程度その内容に納得・・・というか、妥協(笑)できればアルバムにしたい。
今の段階では、まだどうなるか、どうするかは分からない。
思えば・・私は、アルバムというものをすごく高い位置に位置づけてきた。
プロが作ろうが、アマが作ろうが、アルバムはアルバム。
ビートルズが作ろうが、アマチュアが作ろうが、アルバムはアルバム。
アルバムという意味では同じ。同一線上。
そういう考え方があったから、私はこれまでアルバム作りというものはやらないできた。
この場合、やれないできた・・と書いたほうが正しいかもしれない。
おいそれとは作る気になれなかった。
作りたい気持ちは、音楽に目覚めたころから夢として持ってたが、作るからには、かまえてしまっていた。
要するに、理想が高かったから、逆に作れなかった。
正直言うと、そういう気持ちは今もある。心の片隅に。
だが、・・・私が頭の中で思い描くアルバムを、実現させるとなると、費用も時間もかかりすぎることになる。
それは最近、痛感している。
時間はともかく、費用がとんでもない額になってしまう。
下手したら何百万という額になってしまう可能性がある。
それは経済的に無理というもの。
で、その値段が捻出できないばかりに、アルバムを作れないまま自分はどんどん年齢を重ねていき、色んな要素が「落ちて」いく。例えば体力とか(笑)。
そんなんじゃ、いつまでたっても・・・それこそ一生かかっても、アルバムなど作れないだろう。
それでいいのだろうか。
思えば・・
私は自作曲を誰かに聴いてもらいたいから、音楽を続けてきた。
自分の曲を人に聴いてもらう手段としては、主に以下の方法があるだろう。
1、テレビやラジオに出る。
2、イベントに参加する。
3、ライブを行う。
4、アルバムを作る。
5、誰かに曲を提供する。
6.そのほか
一番身近なのは・・自分の都合で決められるのは、3と4の方法だろう。
1の選択肢は、私には現実的ではない(笑)。
5の選択肢に関しては、最近そんな動きがあった。
ライブという方法は、「距離的に(地理的に)、遠くて行けない」とか「(仕事など)が忙しくて行けない」とか、「体調悪くて、その日は行けない」など、人それぞれの様々な要因で、中々多くの人には聴いてもらえない。
中には「面倒くさいから行かない」・・そんな場合だって、正直あるはず。
人それぞれ、自分の都合があるから、それは当然だと思う。
そのへんは、私が客の立場になる時にも当てはまるから、よく分かる。
でも、アルバムなら?
距離も仕事も体調も・・・関係なくなる気がする。
今組んでるユニットで年に数回ライブをやるだけじゃ、限界を感じてきた。
だから・・そうなると、やはりアルバムを作っておいたほうがいいのではないか。
理想を持つのはいいけど、ハードルが高すぎると、最初の一段すら登れない。
とりあえず、最初の一段を登りたい。
アルバムというものに対して私が持ってた「高すぎる理想」という捉え方や固定観念を、一度捨て去って、柔軟で現実的にならなければ、何も進まないし、何も実現しない。
アルバムという目的にたどり着くかどうかは分からないが、一歩だけ進んでみることにした。
その一歩は、とりあえず録音してみることなのだ。
・・・てなわけで、最近スタジオ入りし、1人でシコシコ録音している。
自分の演奏技術のつたなさ、そして何より歌唱力の問題は大きく、繊細な録音作業をやると問題点が浮き彫りになってくる。
その都度、自己嫌悪の連続だ。
正直、バックミュージシャンがほしいと思ったりした。
楽器の演奏技術に長けた人や、コーラスなどで歌唱力のある人が加わってくれたら、どんなに心強いだろう。
でも、金銭的、スケジュールな都合の問題もあり、それは難しい。
相手があることだからね。
なので・・
あまり高望みせず、今の自分一人でやれることをやろうと思っている。
理想とはかけ離れていても、とりあえず自作曲を形として残しておきたい。
もしも・・・もしも、アルバムという形にたどり着いたら・・・なるべく多くの人が聴いてくれたら嬉しい・・・・そう思っています。
その時は、ぜひよろしくお願いします。
しばらくまだ時間はかかりそうですが、作業が終わった段階で、それを盤にするかどうかは、今のところ5分5分です。
盤にしたい気持ちはあるけど、盤にするのを見送る可能性もけっこう高いです。
完成しなかった場合、選択肢としては、録音中に頭がグチャグチャになって廃人になってしまい、録音が空中分解してしまう・・というケースもありますが(笑)。←おい。
なにせ・・録音というのは、精神や体力を削り取られるような作業なので(笑)。
おかげでカゼをひいてしまいました。
トホホ、なんだか情けない限りです。