トキワ荘通りに行った時に入手したもののひとつを紹介。
これは寺田ヒロオ先生のイラストというか漫画の絵をコースターにしたもの。
この絵が、寺田先生のとの作品からセレクトされたのかは私にはわからないかが、ほのぼのとして可愛く優しい絵だと思う。
寺田先生はトキワ荘時代には他の若き漫画家たちの面倒見が良く、時には金銭的にも支援していたらしいので、優しい人だったのだろう。
こと漫画の質に関しては真摯に向き合っていた人でもあり、そのへんも漫画家仲間からリスペクトされ、人望もあったのだろう。
人望があったことは、当時の漫画家たちがトキワ荘の記憶を語るたぴに語られてきた。
この絵は、そんな寺田さんのお人柄が出ているとは思う。
漫画の過激な展開や暴力的なシーンを嫌った寺田先生のほのぼのとした作風は、こういう形でも活かせただろうに…。
筆を折ってしまい、やがて悲しい最後を迎えてしまったのが惜しまれてならない。
コースター自体は陶器なので、固い床や地面に落としたら割れてしまいそうなので、大事に扱わないとね、
白くてキレイなコースターなので、例えばコーヒーなどをこぼしたくないし、染みなどをつけたくないかな。
まあ、使っていれば、経年変化は出てくるとは思う。
だが、他の場所では手に入らないコースターだと思うので、できればあまり使わずにいようかなとは私は思っている。
これもまた、寺田ヒロオ先生という漫画家がいたという証のひとつだろう。
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