時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

春の雪、ちら落ちした日

2015年04月09日 | 日々の、あれこれ

8日、 4月だというのに東京に雪が降った。


季節を「月」で分けると、春は3月から5月だとされているが、3月の上旬なら冬が終わったばかりの時期だから仕方ないにしても、4月といえばもう春も真ん中の時期。


そんな時期にも、雪は降る時は降る。



そういえば・・今年の冬は、去年のようなドカ雪は東京には降らなかった。


去年は・・・去年の2月は、一か月の間に2回もドカ雪が東京にも降り、仕事上に大きな影響が出た覚えがあった。


早朝のテレビの交通情報で、私が通勤に使う電車は動いていることがわかったので、電車で会社に向かったはいいけど、乗る電車はのろのろするわ、乗り換え駅では寒風吹きすさぶ中で1時間くらい待たされるわ・・で、会社に着くのに2倍以上の時間がかかってしまった。


おまけに、会社に着いたら着いたで、まずは通常の業務をそそくさとこなした後で、雪かけがまた大変だった。朝早い時間だったし、曜日も土曜日だったので、会社に来ない人も多いわ・・で。


雪はどんどん降り積もり、会社のまわりも、自宅のまわりも、いつもとは全く違う景観。


その日はほとんど仕事にならなかったので、電車が動いているうちに・・と思い、あらかた仕事を片付けた後に、いつもより多少早めに帰ることにしたのだが、その時乗った電車がまったくのノロノロで。


急行もへったくれもない状況だった。


それでも、各駅停車であっても、動いているだけマシで、いつもより大幅に時間はかかったが、なんとか無事に帰宅できただけでも、オンの字であった。




そういう意味じゃ、今年は去年のようなドカ雪がなかったぶんだけ、まだ良かったといえる。たとえ4月の雪であっても、積もらなければ大丈夫だし。



4月に東京でも雪が降るのは、たまにあることではある。


私がまだ十代のころ・・・その頃私は郊外に住んでいたのだが、朝起きて窓の外を見てみたら、一面の銀世界。周りには里山みたいなもの(というか、里山というより丘陵か)も見える環境だったのだが、どこの山奥のスキー場か?と見まがうばかりの風景。



学校にいくために最初に乗らなければいけないバスなど、動いているはずもなく。


仕方ないので、歩きて1山越えて、駅まで行った覚えがある。雪が積もった坂道を、時々滑って転びそうになりながら登り降りして、やっと駅に着いた・・と思った時には、すでにその時点でへとへとだった覚えがある。


まあ、雪国に住んでいる人たちには、たいしたことないのかもしれないが、日頃雪に慣れてない私にはけっこうしんどかった。なにせ最寄りの電車駅に着くだけのために雪道を1山越えたのだから。



4月にこんなに雪が降るなんてなあ・・・と思って、やたら印象深かった覚えがある。



そんなこともあったので、4月に降る雪も「ありうること」の一つとして自分では捉えている。



とはいえ、心のどこかに「まだ降るんだな」という思いもあるのは確か。



先日は夏に近いような暑さだったのが、その数日後には、真冬に逆戻りの気候。



なかなか体力が・・ついていきまへん(笑)。



とはいえ、この寒さもきっとつかの間。


またすぐに暑くなるんだろうね。




冬と夏  小脇に抱え  春はゆく






なお、写真は8日の雪ではありません。


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