もともと原作コミックのファンで、ドラマ化された時に嬉しかった作品「JIN」。
ドラマの方も実に面白くて、すぐにハマり、こにブログでも何度も取り上げた「JIN」。
だが、ここまでスーパーブレイクするとは・・。
今やTBSを背負って立つ存在で、局の看板番組に成長。
去年「ゲゲゲの女房」が「国民的ドラマ」と形容されたが、今年はこの「JIN」が国民的ドラマといっても差し支えないかもしれない。
その「JIN」の影響は多方面に及び、最近では、ドラマに出てきた食材が商品化されている。「美味しんぼ」のような作品ではないのに(笑)。
ドラマで出てくる食材では、アンドーナツ、かりんとう、あげだし豆腐、ヤマサ醤油などなどがあるが、コンビニのセブンイレブンで「橘家のお弁当」なるコンビニ弁当が販売されていた。
ここまで来たか!って感じだ。
橘家というのは、主人公の仁先生がお世話になってきた家で、ヒロインである咲の実家である。
この家が無ければ、タイムスリップしてきた仁が、江戸の時代に拠点を見つけることはできなっただろう。
で、この「橘家のお弁当」なのだが、その中身の内訳をあげてみる。
・ 揚げだし豆腐
・ 野菜の煮しめ(ヤマサ醤油使用)
・ 焼きつくね / 焼鶏(ネギ塩ダレ)
・ 焼塩鯖
・ 切干大根 / 玉子焼き
・ ご飯
以上である。
値段は450円。
弁当としては・・・少しご飯の量が少なめかな。
ドラマ見てても分かるが、あの時代の食卓は、おかずは質素で、ご飯の量だけが異様に山盛り。
なので、もう少しご飯の量を大盛りにしてもよかったのではないかな・・・・なんて思ったりするが、食べてみるとコンビニ弁当としては中々美味しかった。
全体的なボリューム感は少し物足りない気がするのが残念だけど、味に関しては悪くないので、もし見かけたら話のタネに食べてみるのもいい。
使ってる醤油として「ヤマサ」の名前をしっかり表記してる点なんか、芸が細かい(笑)。
仁先生は、ヤマサの社長に、あの時代でペニシリンをつくるために力になってもらったものね。
ドラマ「JIN」のパート1で、ヤマサがスポンサーにつかなかったのが少し不思議な気もしたっけ。
揚げだし豆腐に関しては、ドラマ「JIN」で何度も名前が出てきたし、仁先生の大好物ということになっている点は、この弁当でもしっかり押さえられており、おかずの一番のメインは揚げだし豆腐と言って差し支えないくらいの存在感、スペース。
もしかして・・「JIN」の影響で、居酒屋などで揚げだし豆腐を注文する人って、増えてるのだろうか。
そういや、某週刊誌に、シェフが織田信長の時代にタイムスリップし、信長に料理人として仕えるというコミックが今連載されてる。
タイムスリップものは、今、何気に「旬」なのかもしれない。