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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

医療崩壊の危機・・・と言われて

2020年12月30日 | 日々の、あれこれ

 

コロナの感染者が増え続け、マスコミでは「医療崩壊」の危惧がさかんに報道されてきた。

ここで私はふと思う。

 

今のところ、日本の感染者は欧米の驚異的な感染者数や、死亡者の数に比べたら、まだ少ないほうだ。

それで医療崩壊してしまうのなら・・。

もしも、日本の感染者数が欧米の数字と同等の数になったら、一体どうなってしまうのだろう。

それを考えると、恐ろしい。

医療崩壊という言葉でも追いつかないような状況になってしまうのだろうか。

 

手っ取り早いのは、緊急事態宣言再発出で、経済活動のほとんどを止めることなのだろう。

そのやり方で、春は一応の成果はあった。

 

だが、春の緊急事態宣言下での経済活動停止で疲弊した経済は、さらなる低さに落ち込み、これまで以上に倒産・閉店・自殺者は増えるだろう。

 

緊急事態宣言再発出で経済を止め、営業自粛した店などに政府からの支援金がおり続けていったら、仮にコロナがある程度収束し始めたら、今度は逆に増税の嵐になりそうな気がして怖い。

政府にだって、無尽蔵にお金があるわけではないはずだから。

 

現に、消費税の更なる税率上げを口にしている政治家だっているぐらいだ。

アドバルーンをあげて世論の様子見をしてるつもりなのかもしれないが、少なくても、こんなコロナ状況の時に口にする言葉ではないはずなのに。

 

 

先日も書いたことだが、年末年始の稼ぎ時に備えて、秋に経済活動を一時的にはっきり抑制する動きをしていたら、今この師走の感染者の数はもっと少なかったかもしれない。

ただ、秋の段階で、経済活動を制限する政策を実施したら、国民は言うことを聞いただろうか?・・という問題もある。

 

もしも来年の今ごろもまだコロナ禍が続いていたら、今年2020年の秋の失敗を活かしてほしい。

 

2020年の失敗を教訓にして、来年は泥沼化を防がないといけないと思う。

政治家も国民も。

 

先日も書いたが、GWとお盆と年末年始は、稼ぎ時の店や業界は多いはず。

その稼ぎ時の時期に「自粛」しなければならないのは、収益的に大打撃のはず。

だとしたら、その稼ぎ時の時期に備えて、感染者は抑えておかないといけないだろうと思う。

だとしたら、稼ぎ時の時期が近くなって、もし感染者が高止まりしてる状態が続いている時は、その稼ぎ時の時期に備えて、稼ぎ時時期の前に一定の強い抑制案は必要なのだと思う。

ただ、高止まりしている状態だと、国民がそれに慣れてしまって、経済抑制案を政府がうちだしても、それにお店などがどこまで応えるかという問題はある。

それをどうするかは、今回2020年の年末年始の「失敗」を、国民がよく心に刻み込むのが必要だと思う。

 

 

今は・・・支援金もいいけど、消費税などの税金緩和もしてほしい気はしている。

税金緩和の声が聞こえないのが、少し不思議な気がする。

このコロナ禍の中、一時的でいいから。

 

消費税なんて、経済の状況を反映して、上下する・・・なんてシステムは難しいのかなあ。

レジなどでの設定などの問題で。

 

ただ・・・一度上げたら、二度と下がらない・・というのは、どうかと思う。

それだけは思う。

政治家は消費税を上げる時、諸外国はもっと税率は高い・・・ということを言う。

だが、外国がコロナ禍の中で、その国における消費税に該当する税を緩和しても、日本の政治家はそのことは口にしない。

それって、どうよ(笑)。

 

ともあれ。これまで消費税は上がることはあっても、下がることはなかった。

どんな経済状況であっても。

コロナ禍の中は、異例の事態なのだ。

時短営業などで収益が落ち込んでる店や企業は多いのだから。

もちろん、医療関係者も含まれる。

そこで働いている人の収入の状況も、推して知るべし。

 

10%にあげたのは、当時の段階で多少なりとも景気がマシになってきたからだったはず。

だが今は・・コロナ禍の今の景気は、どうだろうか?

それを考えてほしい。

収入が落ち込んで、閉店したり、自殺したりしてる人が多いことをもっと重視してほしい。

少なくても考慮する必要はあるはずだと思うのだが。

 

 

 

 

 


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