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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ 9

2016年06月03日 | 音楽活動

 

先日、2か月ぶりに某店で、自己満足企画「埋もれた自作曲の蔵出し」をやってきた。

この個人的な企画も、今回で9回目になった。

1回目からこの9回目まで、一切かぶりなしの選曲で来ているのだが、かぶりなしではまだまだ行けそうなので、我ながらいかに「埋もれ曲」が多いかを実感している。

 

というか、作品にこだわらなければいくらでもできるのだが、さすがにある程度完成していて、なおかつ「一度歌っておきたい」と思える曲じゃないと選ぶ気はしないわけで(笑)。

じゃないと、選ぶのも楽しくないし。

 

いつもは3~4曲やるのだが、今回は2曲。

 

やった曲は以下の通り。

 

 

1、雪の声がする    作詞・曲  だんぞう

 

2、パイナップルの夜  作詞・曲 だんぞう

 

 

「雪の声がする」はけっこう自分でも気にいっている曲で、完成までかなり時間がかかった曲。

というか、アレンジやメロディは若い頃に浮かんだものだ。確か、一気に浮かんだと思う。

浮かんだ頃に歌詞も書いたのだが、どうも不吉な内容の歌詞になってしまった気がしたので、その歌詞はボツにしていた。

ちなみにボツになったバージョンは、タイトルは「本能の声」で、内容は自殺をしようとしていた主人公が、本能の声で自殺を思いとどまる・・そんな展開の歌詞だった。

 

だが、ボツにしたのはいいけど、代わりの歌詞が中々浮かばなかった。

結局、歌詞が完成したのは、メロディが浮かんでから20年以上かかってしまった・・。

 

 

まあ、苦労しただけに、愛着もある。

この曲は本来ならバンドでやりたい曲だ。

バンドなどで頭の中にあるイメージ通りのアレンジでやれたら、かなり感慨深い気持ちになると思う。

アコギ(エレアコ)、エレキ、ベース、ドラムス、ピアノ、キーボードストリングスなどの基本編成に加え、サウンドエフェクト(特に風の音)、チェロ、分厚いコーラス・・・なども加えたら、イメージ通りになるのだが、イメージ通りに実演するのは現状では中々難しい・・。

現状ではアコギでアレンジの省略バージョンでやるしかないが、それでもいつか正式に披露してみたい1曲ではある。

ちなみに、歌詞はこちら↓

 http://homepage2.nifty.com/oborokage/yukino-koehtml.html

 

 

 

「パイナップルの夜」、これは20代の頃に作った曲で、ほぼ同じ歌詞に2種類のメロディがついている。

1種類はややアップテンポの曲調。

で、もう1種類は、のんびりゆったりした、おおらかなタイプ。

その2種類は、それぞれメロディは違うが、どちらも共に能天気でハッピーな曲。

前者のアップテンポバージョンは、手拍子でも入れて楽しくやりたい感じ。

ただ、今回歌ったのは、後者の「のんびりゆったりしたタイプ」のバージョンの方。

これはスチールギターでも入れて、ハワイアンみたいなサウンドで、ゆるい感じでやりたい曲。

歌詞はネット上ではまだ未公開のまま。

「パイナップルの夜」の2タイプのうち、リズミカルなバージョンの方はあまり気に入っていないので、現段階ではボツのまま終わりそう。

 

 

今回歌った2曲は・・考えてみれば季節的には正反対のタイプの曲。

「雪の声がする」は、タイトル通り冬の歌。スキーに行った時のことがインスピレーションになってできた曲。

一方「パイナップルの夜」は、トロピカルな赤道の島のイメージで、夏系の歌。

 

季節的なタイミングでは、今このネタを書いてる時点は、夏に向かう時期。

なので「雪の声がする」は季節外れな歌ではある(笑)。

 

こういう、季節の色が濃い曲というのは、披露するとなると、時期が限られてくる場合があるので、歌にとってはある意味「不利」。

例えば、クリスマスソングなんて、いくらそれが名曲であっても、春や夏に歌うと「季節感がない」感じになってしまう。

反面、時期に合ったタイミングで歌うと、通常の曲よりも強い。

そういう意味では、一長一短ではある。

 

 

私は・・例えばそれが超名曲なら、季節関係なく聴いてみたいかなあ。

たとえば、ジョン・レノンがもしも健在だったら、たとえ夏に来日公演をやったとしても、「ハッピークリスマス」という曲なんて、セットリストに入れてもらいたいぐらいだ。

 

 

 

まあ、それはさておき。

 

自己満足企画「埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ」の第10回目は・・はたして、あるのだろうか(笑)。

 


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