時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ギターの新たなバリエーション

2012年09月14日 | 音楽活動

最近ではギターでも色んな種類のギターが出ている。

ひところ、あのマーチン社がトラベル用携帯ギターである「バックパッカー」を発表した時は、大きな話題になった。

当時それに非常に興味があった私は、あちこちの楽器屋で探したが、どこでも売り切れだった。

予約してやっとの思いで手に入れた時は、「あのマーチンがこういうギターを作るようになったか・・」と思ったもんだった。

そのバックパッカーがきっかけになって、様々なギターメーカーがトラベルギターを発表し、今ではトラベルギターはギター形態の1スタイルとして、すっかり定着している。

また、巷では、それ以外にも様々なギターが登場。

木を一切使っていないレイン・ソングというメーカーのギターは、材質が木ではないから湿度の影響を受けないし、雨に濡れても大丈夫・・というコンセプトで、レインソングと名乗ったらしい。

また、トラベル用ギターでありながらも、高級感を保った「それなりに高価」なギターもある。

それぞれ用途に応じたギターがあるということだ。

昔、オベーションというメーカーが登場した時は衝撃だったが、それ以来、ギターの材質や構造に可能性が広がり、それがより発展し、バリエーションが増えている・・ということかなあ・・などと思ったりもする。

 

実は私は昔から「こんなのがあったらいいなあ」などと妄想していたギターがあったのだが、それは実はとうに実現している。

それは「折りたためるギター」である。

幕末の志士・高杉晋作は、折りたためる三味線を持っていたことは、割に知られている。

そのことを本などで知ってた私は、ならば・・・折りたためる道中三味線というのがあるぐらいなら、ギターでも折りたためるギターがあってもいいんじゃないか・・・と思っていたのだ。

そうしたら、しっかり実現しているのだ。

折りたためるギターとは、Voyage-air guitar(ボヤージ・エア・ギター)というメーカーが発表したギターで、このギターの存在を知った時、「ついにきたか!」と思ったものだ。

だが私はこの「折りたたみギター」の現物をまだ手にしたことはない。

というか、最近はあえて楽器屋に近づかないようにしてるので、中々そういう新しいギターに接する機会はないのだが・・。

写真などを見てみると、ネックが、ボディ側に折りたたむことができる構造のようだ。

なるほど、これなら、ギターの長さ自体は、ネックを折りたたんでしまえば、持ち運ぶ時に半分の尺ですますことができる。

これでもしも・・ボディの幅までも調節できるようになったら、どうなるだろう。

スモールサイズ、ミディアムサイズ、ドレッドノートサイズ・・の3段階とか。

もっともそうなると、構造的に、強度や音質や音量に影響を与えそうな気もする。

内部の力木、ブレーシングにもかかわる問題だし。

そこで、レインソングみたいな、木を使わないボディならいけるのでは??

音質や音量に関しては、エレアコということにしてしまえば、ある程度解決できるはず。

さすがにピュア・アコとしては、少し不安がある。

でもエレアコなら。

 

まあ、さすがにレコーディングには向かないギターになりそうだが、ライブなどには重宝しそうな場合もありそうな気がする。

トラベル用にも使えるだろうね。

問題は・・値段かな。

 

ともあれ、この調子でいくと、今後も新しい形態のギターは登場してきそうな感は、ある。

 

 


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