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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ビーチボーイズの「スマハマ」の謎、解決。

2012年09月15日 | 音楽全般

もう随分前に、このブログで、ビーチボーイズの「想い出のスマハマ」という曲を取り上げたことがある。

邦題「想い出のスマハマ」・・・原題「SUMAHAMA」は、マイク・ラブの曲で、歌詞の途中で日本語で歌われる個所がある曲。

マイクが日本のイメージで作った曲だが、アレンジの感じはどちらかという日本といよりも中国に近い曲で、オリエンタルムードに富んだ曲。

ビーチボーイズ屈指の異色曲である。

いくらアレンジが中国っぽくても、歌詞が途中で日本語で歌われているという事実は、日本人の私にとっては非常に気になっていたし、親近感を持っていた。

いくら熱心なビーチボーイズファンがこの曲を批判したとしても、私は好きだった。

だからこそ、この曲ができたいきさつが知りたかったし、この曲にまつわる謎も答えがほしいと思っていた。

なぜ、こういう曲ができたのか。

そして、「sumahama」とは一体どこのことか。一体なんのことか。

 

歌詞の中に「♪スマハマ ソコハ コイスルヒトタチガ テニテヲトッテアルイタ キレイ ノ シロイハマ」

とあるが、「スマハマ」とは「砂浜」と言いたいところを、まちがって「スマハマ」と歌ってしまっただけなのか。

あるいは、マイクに当時スマコという名前のガールフレンドがいたからなのか。

もしくは、神戸の「須磨海岸」のことを「スマハマ」と表現したのか。

 

とまあ、色々謎はあった。

 

なのだが・・・

 

最近ネット上で、スマハマ関連で検索してたら、

「須磨 勝手に観光協会」というサイトを見つけた。

そこでは・・・「スマハマ」の謎について、熱く書かれている記事があることを発見。

その記事の中で、「スマハマ」の謎について、ある番組に調査依頼を出していたことが判明。

しかも、その依頼が番組で採用されたというではないか!

 

それは

 

今回のビーチボーイズの数十年ぶりの来日の際、マイク・ラブ本人に「スマハマ」の謎を聞いてみる・・との展開!!

 

で、その結果は・・・

9月14日に放送の某番組で明かされるというではないか。

 

ああ・・・

 

でも

 

なんてことであろう。

私は・・・その番組を見逃してしまったのだ・・・。

 

結果はどうだったんだろう・・・と気になっていたら・・・

 

その結果を私にメールで教えて下さった方が!

この場を借りて、お礼申し上げます。

 

で・・・結局謎の答はどうであったかというと・・

 

こちら↓

http://www.sumap.net/SumaGoods/sumahama.html

 

ページの下部までしっかり読んでください。

「スマハマ」の謎が明かされています。

しかも、マイク・ラブ本人への取材で。

曲の作者であるマイク・ラブ本人が答えてくれたのだから、間違いないだろう。

 

なんか、すごい展開。

疑問ってのは、究明し続けるものだね。こうして報われることがあるのだから。

この件に関して、粘り強く探求を続けた方々に、心から敬意を表したい。

と同時に、この曲が発表された時からのファンである私としては、その謎を探求&解明してくれて、本当に感謝したい。ありがとうございます。

そして・・ご苦労さまでした。心から労いたい。

 

 

 

さて・・・

果たして、須磨海岸は、いつか須磨浜と改名されるのであろうか。

 

 

ともあれ、こういう展開の答ならば・・・

今後須磨海岸で、「SUMAHAMA」が、自慢のご当地ソングとして流れてもおかしくない。

しかも、その歌を作ったのが、あの「世界のビーチボーイズ」とあっては、こりゃあ鼻高々かも。

だって、そう、相手はビーチボーイズですぜ。そんじょそこらのスターとはわけが違う。

世界のポップス界、ロック界に大きな功績と実績を残した、世界のスーパースター。

そう、60年代に、イギリス代表のビートルズに対して、アメリカ代表として対抗したビーチボーイズ。

 イーグルスや、CSN&Yなど、ロック界の大物がリスペクトした、ビーチボーイズ。

山下達郎さんが敬愛してやまない、ビーチボーイズ。

おまけに、私も敬愛してやまない、ビーチボーイズ。

そんなスーパースターが、歌うスマハマ。

 

「この歌は日本の須磨というところの海岸を歌った歌だよ」というマイクの言葉はさりげないけれど、現地にとっては相当大きいのではないか。

 

 

大昔、マイク・ラブはポール・マッカートニーに、ヒットソングを作る秘訣は歌詞の中に地名をいれることだ・・と語ったことがあるとか。

それは、しっかりこの曲にも活かされているね。

 

最後に・・

 

決定版ともいうべき、この映像を、どうぞ。↓

http://www.youtube.com/watch?v=S6QHRI_lurk

 

なんか・・すごい結末。


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