選んだ曲が、「その気にさせといて」と催促している。

先日、「弾き語り」でのライブ出演の打診をうけた。

だが、諸々の事情で参加できなかった。不可抗力の事情があったので。

ある程度、気軽に出演する準備はしたのだが・・。

まあ、もともと私は、弾き語りでのライブは、基本的に「やっていない」。

だが、あまり「ライブ」という正式なものではなく、余興というか、気軽な感じの機会なら、たまには出てみてもいいかなと。

これが、ちゃんと集客努力してのライブとなると、弾き語りでは出る気はない。

でも、集客努力する必要のあまりない気軽な機会・・・飲み会の延長みたいなものならいいかなと。

持ち時間は２５分くらいらしかった。

となると、用意する曲数は４曲ぐらいかな・・・と思って、カバー２曲、自作曲２曲を考えてみた。

カバー曲２曲はすぐに決まった。１曲は以前に時代屋でライブで正式に取り上げた曲。もう１曲は、以前フォーク居酒屋で余興で数回歌った曲。

で、自作曲の選曲はというと・・。

１曲は、ほどなくして決まった。

だが、残りもう１曲が中々決まらなかった。

できれば時代屋での定番曲は避けたいという思いがあったので、ならば何を選ぶかということで、あれこれ迷った。

最近の曲、バンド時代の曲、埋もれていた未発表曲、十代の頃に作った曲・・・あるいは急きょ新しい曲を作るという選択も。

結局、あれこれ迷ったあげく何曲かの候補はできた。

でも、まだ、迷っていた。

・・・と、そうこうしているうちに、やはり諸々の事情で出れないことが判明（笑）。

結局、選んだ曲も「無駄な選曲」になってしまったわけだが、一度は「出る」つもりで用意しただけに、どうにもその曲が自分の中でまわっている（笑）。

どうも、その「選んだ曲」が、「その気にさせておいて、なんだよ～」とでも私に言ってるかのようだ。

次回どこかの「ギター弾いて歌える店」にでも行ったら、歌って「解放」させておこうかな。