会社内では、立ち話をしている人たちが、よくいる。
別に誰と誰がどこで立ち話をしていようとかまわないのだが、場所によっては困る場合がある。
それは、トイレの前や、階段の踊り場や、階段を登り切った場所、会社や部屋の出入り口などで立ち話をしてる場合。
多分行きがかり上、たまたま立ち話の場所がそこになってしまっただけなのだろう。そこに深い意味などないだろう。
たまたまその場所で遭遇して話し始めたので、その場所になってしまったのだろう。
ということは、立ち話をするなら、なにもそこでなくてもいいはず。
何の気なしにたまたまその場所になったのなら、そのまま立ち話を続けるなら、できれば少しそこから離れた場所に移動してほしいと思う。
人の通行の邪魔にならない場所に。
トイレの前で立ち話をしてられると、トイレに入りにくい。
階段の踊り場などで立ち話をしてられると、踊り場は狭い場合が多いので、通りにくい。
階段を登りきった場所や降りきった場所で立ち話をされると、はっきり言って通行の邪魔でしょうがないのだ(笑)。
そういう場所で立ち話をしてる人がいたら、いっそ・・開いてる会議室に移動して話してもらいたくなったりもする。
そんなに話をしたいなら、用事があるなら、誰の邪魔にもならない場所のほうが、ちゃんと話せるはず。
ただ、会議室で話すとなると、けっこうかしこまった雰囲気になる。
その立ち話が、かしこまった話ではなくて、軽い世間話みたいな話なら、会議室に移動してしまうと、かえって話しにくくなったりはするかもしれない。
ちょっと軽いコミュニケーションをとりたいだけ・・・という場合もあるだろう。
ならば、立ち話をするなら、たとえそういう場所でたまたま始まっただけなら、人の往来の邪魔にならない近くの場所に移動して立ち話を再開すればいいだけなのだ。たいした労力ではないはず。
そう、立ち話というのは、場所によっては、けっこう邪魔なのだ。
立ち話というのは、1人ではできない。2人以上になる。
複数の人間が立ち止まって、その場所を占領していることになる。
当人たちは、立ち話をしている最中は、話に夢中になると、案外自分たちの状況に気が付かなかったりする。
きっと悪気もないだろう。
ただ、そこを通ろうとする人が多い場合、通路はふさがれていることになる。
なので、その立ち話が長くなりそうなら、場所を選んで移動する・・・それがマナーなのだと思う。
もっとも・・中には、立ち話していること自体に迷惑を感じる人もいるので、そのへんは把握しておいたほうが無難だと思う。
余計ないざこざを起こさないためにも。
立ち話くらいでトラブルになってしまったら、誰の得にもならない。
それは会社内だけにとどまらないと思う。
同じ会社の同僚たちであれば、さらに顔見知りであればこそ、ちょっと邪魔な位置で立ち話をしていても、「仕方ないな…」等と気楽な心境でいられます。
又、「ちょっと、どいて(笑)」など笑って対処できるでしょう。
しかし、これが公共の建物内で、お手洗い出入口前を塞いでいる、駅の階段で邪魔な位置にいる…等となれば、正直、怒りも沸いてきそうです。
全く見知らぬ第三者が相手があるゆえに…。
実際に全く見知らぬ第三者だからこそ、舐めて掛かり、暴力事件にまで展開してしまったケースは、よくニュースで聞きますよね。
顔見知りなら「ちょっと通してね~」なんて声をかけて道をあけてもらいますが、見知らぬ人だと声をかけづらいことがありますからねえ、、、。
怒りがわいてくる人の気持ちはよくわかります。
せめて、少し脇にどく、、、それくらいの配慮はほしいですね。
また、自分が立ち話をする側になることもあるので、どういう場所で立ち話をしてるかは、把握する習慣はつけたいものです。
余計ないざこざを避けるためにも。