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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

多摩川園跡地を歩く 前編

2024年11月22日 | 
昔、目蒲線という電車があった。今では目黒線と多摩川線に別れて路線は存在している。

目蒲線がまだ走っていたころ、目蒲線には「多摩川園前」という駅があった。
文字通り、多摩川園の真ん前にあった駅だった。
で、多摩川園というのは、家族向けの遊園地であった。

多摩川園に関しては、かつてこのブログで取り上げたこともあった。
なにせ少年時代の私にはおなじみの・・・というか、もっとも親近感のあった遊園地だったから。

1960年代には年間来場者数が100万人を超えた時代もあったのに、1970年代に入ると客足は遠のき、やはては1979年には閉園になってしまった。

解体された多摩川園遊園地の跡地はしばらくテニスコートになっていた。
だがその後さらに土地は整備され、今はどうなっているかというと、せせらぎ公園という公園になっており、一般公開され、地域の住民の憩いの場になっているらしい。

そのことを以前から知っていた私は、多摩川園跡地にある「せせらぎ公園」にいつか行ってみようと思ってはいた。
多摩川園前という駅名は今では単なる「多摩川」という駅名になっていることは知ってはいた。 


だが、なかなか行く機会はなかった。
たまに多摩川駅を通り過ぎることはあっても、、降りる機会は中々なかった。

強いてあげれば私が自主制作CDアルバムを作った時に、アルバムジャケットの写真を撮るために多摩川に行き、その帰りに多摩川駅を利用したぐらいだった。

そんな多摩川園跡地だが、先日ついに重い腰をあげ、行ってみた。



↑ かつて多摩川園前の駅の改札を出ると、目の前に多摩川園の入り口があった。今は多摩川駅の改札を出ると、こうなっていた。ここはかつて多摩川園の入り口があった場所。




かつて多摩川園遊園地は、多摩川園前駅を降りると、入り口がすぐ目の前にあった。

そんなことを思い出し、多摩川駅の改札を出た私。
すると多摩川園の入口があった場所のすぐ近くに、オシャレで小綺麗な建物が建っていた。
「せせらぎ館」という建物だった。
ちょうどお昼時だったので、館内のレストランに入ったのだが、思った以上に混み合っていた。



↑ 多摩川園跡地に建てられている、せせらぎ館。中にはレストランもあり、平日でも昼時は混み合っていた。



そこでカレーを食べ、いざ「せせらぎ公園」の中に入ってみた。
この場所に来るのは何十年ぶりだろう。
感慨深かった。

当時の多摩川園遊園地の中には、樽型のジェットコースター、飛行機塔、メリーゴーランド
、ビックリハウス、おばけ屋敷、などがあったなあ・・なんて思いながら歩を進めると、いきなりそこには広場があり、家族連れの来訪者がのどかに過ごしていた。


↑ せせらぎ館の前はご覧の通り芝生広場になっており、家族連れがのどかに休んでいた。位置的には多摩川園時代は、ここには回転ボートやトランポリンがあったのかもしれない。



さあ、数十年ぶりに来てみた、かつて多摩川園遊園地があった、多摩川園跡地。
今はこうなっているのかと思い、歩を進め始めた。





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