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先日、あるお店に行って。
酒飲んでるうちに興が乗ってきたので、気まぐれに2曲ほど歌ってきた。
歌ったのは以下の2曲。
1、早く現実になじまないと
2、夕しぐれ
どちらも自作曲。
このうち「早く現実になじまないと」は、随分前に弾き語りライヴをやった時(今はもう、弾き語りライブはやっていない)に、取り上げた曲で、人前で歌ったのは確か・・・その1回ぐらいかな・・・。
もしかしたら、もう1回ぐらいあるのかもしれないが、覚えていない(笑)。
時代屋に持ち込んだこともあるが、中断したので、まだユニットのレパートリーにはなりきっていない。
とりあえず、ホームページで歌詞だけは公開してはある。
一方「夕しぐれ」は、高校2年の時に作った曲で、人前で歌ったことは1度もなかった曲。
かなりけだるい感じの曲で、ライブなどで歌ったら、お客さんは眠ってしまうかもしれない(笑)。
そんな予感もするので、人前で歌ったことはなかった。
でも、そういうけだるい感じの曲も、個人的にはけっこう好きで、けだるい系の曲はこれまでに何度か作ってきている。
で、「夕しぐれ」も、そういう系統の中の1曲。
そういえば、去年のライブで初披露した自作曲「公転の雲海」も「けだるい系」の曲。
もしも「公転の雲海」と「夕しぐれ」を連続して歌ってしまったら、大半のお客さんは眠ってしまうかも。
とはいえ、作者としてはけっこう気にいっており、家では割とちょくちょく歌っていたりする。
まあ、家で歌う分には、お客さんはいないので、全く問題なし(笑)。
「夕しぐれ」は、長らく自分の中で埋もれていた。高校時代に作った歌ということで、無意識のうちに自分の中で封印していた気もする。なので、今現在まだホームページでも公開はしていない。
当時作った歌は、今の自分がみるとどうしても拙さを感じてしまう。
まあ、高校時代には、家でよく歌っていたけど、その後自分の作風が変化していくにつれ、いつしか埋もれていった・・そんな感じ。
ところが、去年あたり、何気にこの曲を・・・何十年ぶりかで家で歌ってみたら、今の自分の作風とは違うぶんだけ、少し新鮮に感じた。出来の善し悪しではなく。
それ以来、たまに歌うようになっていき・・・先日は、お店でも歌ってみた・・・・そんな流れだった。
いつか正式な形で人前で歌うことは・・あるだろうか。
それはまだ分からないでいる。
やはり、高校時代の自分の曲ということで、多少の照れくささもあるしね(笑)。
でも、歌詞は、そんな恥ずかしい内容ではなく、風景描写がメインの曲なので、歌ってて「恥ずかしい」という気はあまりない。
これがラブソングだったりすると・・・十代の自分が作った曲は、かな~~~~り恥ずかしい。
旅歌や、情景描写のような曲なら、ラブソングに比べたら恥ずかしさは少ないから、いいやね(笑)。
もっとも、屁理屈ばかりの小難しいふりをした曲なんかもあるけど、そういう曲を今の自分が歌ったら、聴いてくれた方はどんなことを思うんだろう。
もしも、その屁理屈さでイヤミに感じられるようであれば、そういう曲も封印だね。
「だから何が言いたいの?」
とか
「何、わけのわからないこと歌ってるんだ?」
とか
言われそうではある(笑)。