世間を騒がせた、バス事故を起こした会社の名前は・・・
「陸援隊」というんだよね・・。
陸援隊といえば・・・・
幕末に龍馬の盟友として活躍した中岡慎太郎が率いた組織の名前。
きっと、あの社長は、幕末・維新のファンなんだろうな。
龍馬や中岡のことが大好きなんだろうな。
じゃなければ、自分の会社にああいう名前はつけないだろう。
龍馬も中岡も、命を削って自分の仕事にとりくんだ。
命がけで、なすべきことをなそうとした。
命がけで仕事に取り組む人ほど、命の大事さを知っていただろう。
命は、それぞれたった一つしかないのだから。
バスに限らず、乗り物の運転手は、乗っている人の命を預かる仕事。
従業員を無理なシフトで働かせて、疲労から来る事故でも起きたら、乗客の命を奪いかねないし、今回実際にそういう結果になってしまった。
幕末の動乱期に命がけで仕事をした人の組織と同じ名前を自分の会社名につけるのなら、そのへん細心の配慮があってほしかった。
この事故を知ったら、幕末の元祖・陸援隊の隊長だった中岡慎太郎は・・・草葉の陰できっと嘆いているに違いない・・・。
事件の責任者は、中岡慎太郎に謝ってほしい。
なんだか、陸援隊という名前を、今現在こういう事故のニュースの中で耳にするのは、切ない。
以上、1人の幕末・維新ファンの独り言でした。