8月7日、東中野「YES」で時代屋参加のライブが無事行われました。
ライブ開始ころ、急な豪雨があり、一時はどうなるかと思いました。
でもほどなくして雨は峠を越し、ライブ開始時には店内のどのテーブルも人で埋まっていました。
来てくださった皆さん、本当にありがとうございました!
この日の時代屋の演奏メニューは以下の通りです。
1、空の少年 作詞作曲 だんぞう
2、雨の音 作詞佐藤幸彦、作曲 佐藤公彦
3、里山の向こうに君が見える 作詞作曲 だんぞう
4、関係ないさ 作詞ジャン&だんぞう 作曲 ジャン
5、あの店エレジー 作詞作曲 だんぞう
どの出演者もキャラや音楽性がかぶらないライブだったので 出演者としても客としても 非常に楽しいライブになりました。
まずトップバッターの偽勢正三&山本ズン子さん。
そのユニット名からどういう曲をやるかは大体想像してたのですが、伊勢正三さんや山本潤子さんの楽曲を揃えてのライブでした。
昔私が相方と福島を旅した時、カーステではよくハイファイセットの曲が流れていました。それ以来、ハイファイセットのレパートリーの良さや、歌声の魅力にも魅せられていたものです。
好きな曲がいっぱい披露され、嬉しかったし、懐かしかったなあ。誠実なボーカルは、しっとりと聴かせてくれます。バックの誠実なサポートも好感。
「海風」みたいな難曲にもチャレンジしてる点なんかも、拍手です。
で、2番目の出演者は、鍋ナビィ。
これはもう、ちょっと衝撃でした。どういう音楽を聞いたら、ああいう音楽性にたどり着くのか・・と思いました。リハの時点で、マイクにエフェクトでもかけてるのかと思いましたが、実はその歌声はエフェクトでもなんでもなく、本当にそういう声で歌えるのか・・という驚き。
トークの時は普通なんですが、歌うとまるで小学生低学年か幼稚園児みたいな声質。
しかも、楽曲がどう展開していくのか全く読めない。リズムもメロディも、ギター演奏も。
また、歌詞も独特です。
さらに驚きなのは、個性ありありの曲に、二胡の女性がしっかりと音を合わせている。二人とも只者ではありません。
さて、第1部最後、3番目の登場は、ネイキッドツイスターズ。
これはエレキ&エレアコ&ベース&ドラムの正統派フォークロックバンドです。
おなじみの猫やチューリップなどの有名曲カバーで、店を沸かせてくれました。
何度か彼らのライブは見てますが、見るたびに音がどんどんまとまっていってるのが分かります。どのメンバーも、自信持って演奏している感じです。
こういうエレキバンドを見ると、やはりバンドっていいなあ・・なんて思ってしまいます。
私も昔は相方とエレキバンドをやってたので、特に。
メンバー間の楽しくておだやかな雰囲気が、しっかりとライブパフォーマンスに出ています。
彼らがいるだけで、暖かい雰囲気になりますね。
このあと少し休憩タイム。
で、第2部のトップバッターは、あっぷるぱいさん。
清楚な大人の女性デュオ。シモンズみたいな曲をやるのかな・・と思っていたら、なんとレパートリーは洋楽カバー!
しかも、その選曲が・・・ブレッドとかトッド・ラングレンなど!
そういうアーティストの曲を、女性二人が澄み渡ったコーラスときれいなアコギアンサンブルで聴かせます。
特にブレッドの曲「イフ」などは、本物のギターアルペジオを相当丁寧に再現しており、たまりませんでした。あの曲のギターアレンジは、完全コピー??ずっと聴いていたくなりました。
かと思えば、トッド・ラングレンの「アイ・ソー・ザ・ライト」などは、原曲はバンドサウンドなんですが、うまくアコギ2本のアンサンブルにアレンジしていました。よかったなあ。
そして、第2部の2番バッターが我々、時代屋。
私が初の自主制作アルバムを完成させたばかりなので、アルバムから2曲ほどやらせてもらいました。そのほか、相方の歌うケメソング「雨の音」と、おなじみの「関係ないさ」。
そして、しばらく演奏してなかった「あの店エレジー」を久々に演奏してみました。
で、トリは、お店のマスターのエレキバンド。
すいません、バンド名は忘れてしまいました。レパートリーは、私の世代直撃の洋楽レパートリーの数々。
個人的には、ドノヴァンの「サンシャイン・スーパーマン」なんか、嬉しかったなあ。
出演者の皆さん、お疲れさまでした。
誘ってくださったヤジマンさん、お店のスタッフさん、そして来てくださったお客さん、本当にありがとうございました。