2024年の元旦に発生した能登半島地震により、かつて私が泊まったことがあるランプの宿がその後どうなっているのか気になっていた。
よしがうら温泉ランプの宿は、能登半島の奥の奥の突端の海沿いにある宿。
今回の大地震では被害は甚大だったろうと、ずっと私は思っていた。
先日、その宿の現場を伝える報道番組があった。
やはり、今現在は営業再開は出来ずにいるようだ。やはりなあ・・。
宿は海辺の岩場の上に建てられており、地震による隆起の営業は、もろに出る立地。
あの地震では、能登半島の各地で海底隆起があり、その結果として港が使えなくなった場所があることは伝え聞いていた。
海底隆起はランプの宿にもあり、今の画像を見たら、宿の前の景色は変わってしまっていた。
前は宿の建物と眼前の海との間に、海を至近距離で見られる(というか、風呂自体、波が打ち寄せる岩場にあった)露天風呂があったのだが、今は露天風呂の前は海ではなく、ちょっとした陸になっていた。
だいぶ景観は変わってしまったが、あの地震では仕方なかっただろうね。
ただ、地震後に出現した陸地を新たな景観として売りにできないかという思いもあるようだ。
なんにせよ、早く営業再開できることを祈っている。
あの宿は、これまでに私が泊まった宿の中でも、とりわけ印象に残ってる良い宿だと私は思っているから。
トップ写真は、かつての現地で撮った海辺の岩場の露天風呂。
今ではこの風呂の前は海底が隆起して、海ではなく岩場となっているのだろうか。
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