時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

まだ隠れていなさい、徳川埋蔵金。

2015年02月07日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)

先日、ひょんなことからレンタルビデオ屋から徳川埋蔵金探索のDVDを借りてきて見た。

 

タイトルは、あえて伏せておく。

 

 

 

埋蔵金探索といえば、かつて某コピーライターがリーダーとなって、テレビ番組として大がかりに探索した番組があったことを御存じの方も多いのでは。

 

 

 

確かその時は、超能力者と呼ばれる人たちにも協力をあおぎ、また、地面を掘りかえす大がかりな重機やスタッフも投入していたように思う。

 

 

 

だが、それほどの大がかりな捜査にも関わらず、結局は見つからなかった。

 

 

 

なので、今回借りた埋蔵金探査のDVDも、私はさして期待はしていなかった。

 

第一、 もしも見つけられていたら、とうにテレビなどで大々的に報道されているであろうし。

 

テレビなどで、徳川の埋蔵金発見のニュースが流れていないこと自体が、まだ見つかっていないという良い証拠でもあるだろう。

 

 

 

ということは、このDVDの結末も推して知るべし・・だった。

 

 

 

思うに・・・徳川埋蔵金の噂は昔からあった。その間様々な人が・・・多くの人が徳川埋蔵金探査のために地道な活動をしてきているようだ。

 

長年ずっとそれに生涯をかけてきている人もいれば、中には何代にも渡って続けている・・そんな例があることも私は聞いたことがある。

 

 

 

もしも、ある日突然テレビがらみで大掛かりな探査が行われて、あっさり見つかってしまったら、長年埋蔵金探索のために地道な活動をしてきている人にとっては複雑な気分になるだろうな・・・私はふとそんなことを考えたりもしていた。

 

 

 

とはいえ、たとえ見つからなかったにしても、その過程は楽しかったりする場合もある。

 

 

 

例の、テレビ局の企画で埋蔵金のおおがかりな探査活動をした時でも、その過程はけっこう楽しかった。

 

 

 

なので、「結局見つからなかったんだろうげど、その過程を楽しめれば」という思いで、私はこのDVDを借りて、見てみたのだった。

 

 

 

結論から先に言えば、もちろん「見つからなかった」。

 

 

 

でもそれは分かっていたこと。ならばその過程はというと、徳川埋蔵金にまつわる諸説や噂で割と世に知られていることが取りあげられ、検証されていた。

 

まあ、全く今までと異なるアプローチをするというのも難しいのだろう。

 

それに、今までに知られてきている諸説を全く無視して進めるわけにもいかないだろうし。

 

 

 

私が密かに楽しみにしていたのは、童謡「かごめかごめ」との関連性。このポイントもしっかり取りあげられていた。

 

「かごめかごめ」の歌詞が、徳川埋蔵金のありかのヒントになっている・・というのは、割とお馴染みの説。

 

過去にもテレビ番組で、それは取りあげられていた。

 

 

 

私は、徳川埋蔵金に関する探査企画では、童謡「かごめかごめ」の歌詞の謎解きからの切り口が一番好きなのだ。

 

 

 

「かごめ」の歌詞の解釈、古い地図の持ち主への取材、などを行った上で、独自の場所を特定したスタッフは、重機を持ち込み、土地の掘り起こしを始めた。

 

こういう展開、まるでいつぞやのテレビ番組と同じ。

 

 

 

大体、こうやって重機での掘り起こしを進めても、結局見つからない・・というのがこれまでのパターン。

 

このパターンになると、つい私は「どうせ見つからないんだろうな・・」という思いと、掘った場所は、その後どうするんだろう、ちゃんと元通りにするのかな?・・などと思ってしまう(笑)。

 

 

 

 

 

掘り進めていくと、人骨が出てきたり、古銭が数枚は出てきた。

 

ただ・・人骨に関しては、私はスタッフの「しこみ」のようにも思えてしまった・・。

 

というか、全体的に、インタビューした相手や、古地図、など様々な要素が「しこみ」のように思えてしまった・・。

 

 

 

そのへんは、少し興ざめしたかもしれない・・。

 

 

 

結末は、「見つからなかった」というより、「掘り起こし、一時断念」という結末。

 

地下水脈らしきものにぶち当ってしまい、スタッフの疲労もあいまって、作業続行が困難になったからだった。

 

 

 

一時断念ということは、その場所をいずれ更に掘り進むのかどうか。それは分からない。

 

ただ、その間、掘った穴をそのままにしておくわけにはいかないはず・・。

 

そのへん、どうするんだろう。

 

 

 

 

 

まあ、結末的には、予想通りの展開ではあった。

 

いつぞやのテレビでの大がかりな「埋蔵金探索」企画でもダメだったのだから、予算面などでテレビ番組に比べ少し落ちるであろう環境では、さらに難しいはずだと思う。

 

 

 

埋蔵金というのは、個人的な思いとしては、ある日突然大金を導入できる環境の団体がいきなり動き出して、金づく・・みたいな力づくであっさり見つけてしまうのは、私はつまらないと思っている。

 

どちらかというと、長年にわたって・・・それこそ何代にもわたって、その作業を続けてきた人が見つけるほうが・・・、私は好きかもしれない。

 

 

 

ただ、埋蔵金探査への過程で、色々な謎解きをしていくのは、見ていて楽しい。

 

それゆえ、新たな切り口の謎解きが出てくるのは歓迎かな。

 

むしろ、そちらのほうに主眼をおいた企画が私は好き。

 

そういうのが無くなってもつまらないので、そういう意味では、埋蔵金にはまだしばらく隠れていてほしい気はする。

 

 

 

埋蔵金よ、まだ早いぞ、見つかるのは。もうすこし隠れていなさい(笑)。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恵方巻は、クリスマスケーキ... | トップ | 「チキチキマシン猛レース」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)」カテゴリの最新記事