時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

踏切跡にて

2011年03月18日 | 

ここは昔、電車が走っていた場所。

今ではレールはなくなり、まっさらになり、只今工事中。

この「まっさらになったスペース」が一時的なものなのか、それとも何らかの形(例えば公園や遊歩道など)で残されていくのかは、私には分からない。

この写真は、踏切だった場所の中央に立ち、線路が走っていた方向を見たもの。

 

ここに昔線路が走っていたということが、意外に思える・・・そんな将来が来るのだろうか。

この線路の上を走っていた電車にいつも乗ってた私。

この踏切を、よく通っていた私。

そんな私にとっては、この変化は少し寂しい気もする。

一つの時代が終わったような印象を受ける。

 

ただ、線路際に建ってる家に住んでる人にとっては、いいだろう。

静かになるわけだから。

なにせ、線路際の家は、電車が通るたびに大きな音がしたり、揺れたりしただろうから。

 

時と共に風景も変わる。

これは、私が昔住んでた町を久々に訪れる「小さな旅」で見つけた、景色のひとつ。

 

 震災などで強制的に変化させられなくても、人の手によって風景は変化させられてゆく。

 でも。

人間も自然も、どちらも景色の決定権を持ってるが、人間の景色決定権は、自然の景色決定権には遠く及ばない。

 


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