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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

公開恋愛バラエティ「プロポーズ大作戦」の記憶

2021年01月18日 | 懐かしい系、あれこれ

 

 

かつて人気のあったバラエティ番組で「プロポーズ大作戦」という番組があった。

確か夜10時くらいから放送されていたと思う。

男女の仲をとりもつ公開恋愛バラエティ番組であった。

私の記憶では、この番組は前半と後半で別々の企画があったと思う。

前半は、誰かが会いたいと思っている相手を、番組スタッフが突き止めて番組に呼んだり、あるいは手紙などを託されたりしていた。

で、その「誰か」というのは一般参加の投書者で、その参加者がそれまでの人生で一度出会ったことがあって、なおかつ忘れられない(恋心を持っていたりする)異性で、連絡先がわからない相手を、番組スタッフが取材などでその相手を探し出す。

で、番組がその2人を番組内でひきあわす。

そして、投書者の気持ちが相手に通じるかどうか・・を番組で紹介する・・そんな企画だった。

 

さらに「プロポーズ大作戦」の番組の後半は「フィーリングカップル」と呼ばれる企画。

同数の男女が集まり、その男女たちが対面する形で大きなテーブルにつく。

片側に男性が、もう片側に女性がそれぞれ一列になる形。

 

で、しばらく男女間でトークが続く。

そして最終的には、参加したメンバーが、それぞれその集まりの中から気に入った相手を選ぶ。

首尾よく互いに気に入った異性が一致するとカップル成立。

だが、片一方が気に入っても、相手が違う相手を選んでいたらカップルは不成立。

 

まあ、そんな企画であった。

 

 

どちらかというと、「フィーリングカップル」という企画が一世を風靡した感はあった。

だが、前半の「投稿者がかつて出会ったことがあるが連絡先がわからない相手を、番組が探し出す」という企画も私は好きだった。

 

時には、自分がこれまで出会ってきた人の誰かが、自分のことを探してくれないかなあ・・・なんて夢見た(?)こともあったが、そんな夢みたいなこと、私には一度もなかった(笑)。

番組を見てた人の中には、同じような思いを持った人は多かったんじゃなかったかなあ。

 

以前一度会っただけの誰かが自分を忘れられなくて探してくれてる・・・という体験を番組内で味わった人って、どんな気分だったろう。

きっと幸せな気分だったんじゃないだろうか。

もっとも、相手が全く好みじゃない場合もあったろうとは思う。まあ、そんな場合は、出演は見合わせればいいわけで。

丁重なお断りの手紙を書いて、スタッフに渡す・・そんな形になったろう。

 

ともかく、見ていて羨ましさを感じる企画ではあった。

 

一方、「フィーリングカップル」のほうは、形を変えて今でも受け継がれていることがある。

確か、何かのお笑い芸人系の番組で、フィーリングカップルの形式を使っている企画があったと思う。

まあ、その場合は、男女の恋愛相手探しではなく、お笑い芸人が、一時的に相方を変える企画だったはず。

 

プロポーズ大作戦の中の「フィーリングカップル」では、たいがい4番目か5番目あたりに「オチ」的な人がいた。

そんな「オチ」的な人は、個性的だったり、面白い人であった。

4番目か5番目に「オチ」的な人が座る・・というのは、最初から番組がそれを狙っていたというより、自然発生的にそんな流れになっていったような印象があった。

 

この「フィーリングカップル」という企画は、ある意味、お酒のない合コンみたいな企画であった。

一度くらい「フィーリングカップル」にも参加してみたかったけど、なにせテレビで放送されてしまうわけだから、ちょっと度胸も必要だった気はしている。

 

 

「プロポーズ大作戦」という番組について、ちょっと調べてみた。

私の記憶からは抜け落ちていたのだが、そういうタイトルのドラマもあったんだね。

だが、私がこの日記でネタにしてるのは、あくまでバラエティ番組の「プロポーズ大作戦」である。

 

バラエティ番組の「プロポーズ大作戦」は、ウィキによると

「1973年4月から1985年3月まで朝日放送で放映された公開恋愛バラエティ番組である。メイン司会を横山やすし、西川きよしが務めた。」とのこと。

 

一方ドラマ版の「プロポーズ大作戦」は2007年の4月から6月まで放送されていたようだ。

もちろん、その2種類の「プロポーズ大作戦」に関連性はなく、両者まったく別物であったろう。

私はドラマ版のほうは見ていなかったので、ドラマ版のほうはよくわからない。

 

しかし、なんで同じタイトルにしたんだろう。紛らわしくなってしまう(笑)。

 

バラエティ版のほうはあしかけ12年も続いたんだね。かなりの長寿番組だったことになる。どうりでよく覚えてるわけだ。

一方ドラマ版のほうは1クールだけの短い期間だったんだね。

どうりで覚えてないわけだ。

しかも、バラエティ版が終わってから20年以上もたってから、同じタイトルをつけなくても・・・。

ドラマの企画会議の時などで、かつて同じタイトルの超人気バラエティがあったから、名前は変えておきましょうよ・・という意見は出なかったのかな・・。

まあ、今さらそれを言っても仕方ないか。

ただ、後でこうして検索して調べる時、まぎらわしくて仕方ないや(笑)。

 

 

ともあれ、バラエティ版「プロポーズ大作戦」。

一度でいいから、誰かに探されてみたかった(笑)。

 

公開恋愛バラエティというジャンルでは、「パンチdeデート」なんていう番組もあったっけ。

それらの番組でカップル成立し、結婚までいったカップルはどれぐらいいるのだろう。

 

こういう公開恋愛バラエティで、女性側が相手男性を気に入ってボタンを押してるのに、男性側が気に入ってなくてカップルが成立しないと、女性には同情票が集まり、男性側は少しヒールっぽくなっていた。

これが、男性側が気に入ってボタンを押してるのに、女性側が気に入らなくてボタンを押さずにカップル不成立になるというパターンだと「普通」で、女性側はヒールにはならなかった。

なんか、女性側のほうが得だな・・・なんて思いながら見てたのを思い出す。

 

 


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2 コメント

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Unknown (キャプテンゼロ)
2021-01-19 12:41:17
♪ノッポのあいつ、太めのあいつ、恥ずかしがり屋のあいつにあいつ……  
キャンディーズの番組のテーマ曲を、懐かしく思い出しました。
昔は、こうした視聴者参加番組が、多かったですね。

番組最初の「あの人に逢いたい」のコーナーは、
ボクも羨望の眼差しで観てました。
大抵、海水浴やスキー場、喫茶店でバイトしていて、出会って意気投合した
異性に逢いたくて、番組に応募というパターンだったと思います。
「フィーリングカップル5 vs 5」のコーナーは、
大学のサークルや、芸能人のチームの出場でした。
公開放送の衆目の中、短い時間で自分を異性にプレゼンするのは
男女ともに大変だったでしょう。
でも、みんな結構、フツーのノリで楽しそうにしゃべってました。
最後にテーブルの電飾の光の点が、ポッポッポッポッと伸びていって
相思相愛になるのは少なかった気がします。(1組あるか、ないか)

関西系列の番組は、夫婦や親子、恋人同士といった
人情絡みの番組が、多かったと記憶します。
「夫婦善哉」「おやじバンザイ」「パンチDEデート」「新婚さん、いらっしゃい」等々
関西人の人情に厚い人柄が、番組制作に反映されていたのでしょう。
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Unknown (だんぞう)
2021-01-19 13:21:41
あ、そうでした、そんなテーマソングだったことを、ゼロさんのおかげで思いだすことができました。
ありがとうございます。

「あの人に逢いたい」・・そういう名前のコーナーだったんですね。
正式名は失念していました。
でも。これまたおかげさまで思いだすことができ、すっきりしました。

>大抵、海水浴やスキー場、喫茶店でバイトしていて、出会って意気投合した異性に逢いたくて、番組に応募というパターンだったと思います。

そうそう、たいがいそういうパターンでした。
自分にもそういうことが起きないかなあ・・なんて思ってました。
誰かが私を探してくれないかなあ・・なんて思ってました。
でも、そんなことはまずなかったです。

きっとあの番組を見てて、同じ気持ちになった人は多かったんじゃないでしょうか。

フィーリングカップルには、出たい気持ちもありましたが、それ以上に恥ずかしい気持ちもあって。

仲間内の誰かが言いだしっぺになれば、出たかもしてませんが、言いだしっぺになる奴は・・・いなかったです。
ほとんど他力本願でした(笑)。

電飾の光がうまくいくかどうかは、毎回楽しかったですね。
光の進行を途中で止めることなんかもありましたっけ。ちょっとした「いじり」で。

「夫婦善哉」と「おやじバンザイ」は見たことがなかったです。

パンチDEデートは毎回見てました。
あれにでるなら、「プロポーズ大作戦」のほうに出たかったかなあ。
しかも、誰かに探されて出たかった(笑)。

「新婚さんいらっしゃい」は今もやってるのでは?
息の長い番組になってますよね。


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