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夏は日本に台風がくる。
日本の夏から秋にかけて、台風が来なかった夏など、あったのだろうか。
私が物ごころついてから、夏に台風が来なかったためしはないような気がする。
日本の夏から秋にかけては、台風が来るものなのだ。
毎年、毎夏。
以前私は仕事上で夏休みをとる時は、8月下旬が常だった。
お盆だと混む上に、旅費が高い・・というのもあった。
だが、毎年8月下旬に旅行の計画を入れると、ほぼ毎回のように台風が来ていた印象がある。
いつも悩まされていたのだ。
台風のおかげで、旅行プランに影響が出たことは何度もあった。
夏休みに旅行を入れる人は多いと思うが、台風のおかげで予定が狂ってしまう人は多いことだろう。
私が、夏休みの旅行と台風の「かぶり」をはっきり意識するようになったのは、以前にもブログで書いたことだが、種子島経由で屋久島に行く予定をたてた時。
台風と旅行日程が完全にかぶってしまい、種子島まではギリギリ行けたのに、そこで台風のせいで、フェリーが欠航。
おかげで種子島に閉じ込められ、屋久島に渡れなくなってしまった。
結局その旅行では、屋久島には行けずじまいで終わってしまった。
それ以来・・・私は夏の旅行をたてる時、南方は旅先として選ばなくなった。
もっぱら東北か北海道に絞っていた時期があった。
まあ、夏の北海道は気候が快適だからというのもあったが。
沖縄や屋久島あたりのエリアは、夏は台風銀座と呼ばれているし、夏に行こうとするのは台風のリスクがありすぎると思うようになった。
また、台風は沖縄方面から九州や四国を経由して進んでくるルートが多いので、東京よりも西や南の方には旅先を選ばなくなった。
近年、夏に能登半島や福井や高山あたりを選んだりしたが、実際その時も案の定台風が来ていた。
その時は幸い、台風は私の旅先をかすめていっただけだったからよかったものの、まともに予定通りに台風が進んでいたら、直撃になるところだった。
ちなみにその時、福井を夏に旅先に選んだのは、「日本全47都道府県に泊まる」というテーマを意識するようになったからだった。その時点で私はまだ福井県に泊まったことがなかったら。
また、能登半島を選んだ時は、それまでに能登半島には2回ほど行ったことはあったが、半島の先端までは行ったことがなかったので、能登半島の先端にまで到達してみたいという気持ちが強かったからだった。
東京からだと気軽には中々行けない場所なので、せっかく行くなら現地で何泊かしたいし、比較的何日も休みがとれる夏休み枠を使うしかなかった。
台風は気になったが、これはもう仕方がなかったし、自分の中ではあくまで「特例」扱いだった。
台風を少しでも避けたいがために、東北や北海道を旅先に選んでも、台風はまるでハラスメントのようにつきまとってくることはあった。
ほんと、日本は、夏は台風が来ない場所というのは、今や無いと言えるだろう。
北海道でさえ、最近は台風の被害にあっているからね。
社会人が夏休みをとるのは、会社に夏休みを申請しなければいけないし、一緒に行く人がいるならその人と休みを合わせなければならない。
一緒に行く人が仕事を持ってる場合、一緒に行く人もその人の職場に夏休みを申請しなければならない。
申請して特定の日を休みに指定するわけだから、台風が来てるからといって、旅行の急な予定変更は難しい。
あわてて、台風が来ていない他の旅先を急に選ぼうにも、宿が予約で埋まっていることもあるだろう。
できることは、旅行自体をキャンセルするぐらいか。
私は旅行を完全キャンセルしたことがないので、よくわからないのだが、急なキャンセルだとキャンセル代も気になる。
また、せっかく会社に夏休みを申請したのに、台風のせいで旅行をキャンセルしても、代わりの夏休みが簡単にとれるわけでもないだろう。
そう考えると、夏に旅行を計画する場合、少しでも台風のリスクを避けられる場所を選ぶ・・・私にはそれしか対処法が思いつかなかった。
だから、台風の進路になることが多い西や南の地方を避けるようになったのだった。
だが、前述の通り、東北や北海道でも台風の進路になってしまう現状では、夏休みに台風のリスクが無い国内旅行の旅先など・・・・無いのだろう。
そう考えると、夏休みの旅行というものは、絶えず台風のリスクを想定していないといけないのだろう。
でも、せっかくとれる夏休み。夏休みをどう過ごすか。
ずっと家にいて、ゆっくり過ごしていたい人もいるだろうし、趣味に時間を費やしたい人もいるだろうし、家族や友人と旅行したい人だっているはず。
ずっと家でゆっくり休む場合は台風はあまり関係ない。むしろ、台風の日に職場に行かなくてすむことはラッキーかもしれない。
趣味にしても、趣味の内容によっては台風の影響が少ない場合もある。
ただ・・旅行に関しては・・・台風とかちあってしまうと、場所によっては大きな影響を受けてしまう。
夏休みに旅行に行きたいが、台風が来ても行けたり、現地である程度楽しめる家族旅行となると、どんな旅行だろう。
飛行機や船は台風の影響を受けやすい。欠航になることもある。
欠航になってしまうと、その旅先に「行く」こと自体が困難になってしまう。
島や海外など、その典型。
島や海外だと、船や飛行機が欠航になると、事実上その日に行くことは不可能であろう。
東京から行く場合、北海道や四国や九州が旅先の場合、いざとなったら電車で行くことも可能だが、乗り継ぎなどもあるし、相当な時間がかかってしまう。へたしたら移動だけで1日かかってしまうこともある。まあ、それでも「行く」のが全く不可能というわけではないが、旅先での予定は相当な見直しが必要になる。
ちなみに北海道は、車で行くにはフェリーに乗ることになるので、船が欠航したらアウト。
そうなると・・・自分の住んでる場所から、電車や車でも行ける地続きで、自身の旅行日程と現地での滞在期間を考慮した比較的「近め」の場所がいいということになるのでは。
また、現地での滞在を楽しむなら、台風でも楽しめる屋内施設が充実している場所がいい・・・ということになる。
現地で、屋内施設・・・例えば水族館や資料館などがふんだんにある場所。もしくは、団体客や家族連れをメインターゲットにして、館内に色んなアトラクションがある巨大ホテルあたりか。
そうなると島や海外はもちろん、鄙びた場所にある小さな宿なども、はずしたほうがいいことになる・・。
まとめると・・
1、場所は近め。遠距離だと、交通手段の状況の影響が大きい。
2、移動手段は電車か車。行き先が北海道なら電車。
3、水族館や資料館など、屋内施設が充実してる地域。
4、館内施設が充実している大型レジャーホテル。
これなら、仮に台風が来ても旅先に行くことはできる可能性は高いし、現地でそれなりに楽しむことはできそうだ。電車すら止まってしまったり、旅先に向かう道路が陥没してしまったりしてしまったら、これはもう、打つ手なし。
ただ、1泊2日の旅行ならともかく、ある程度日数をとれる旅行だと、遠方を選びたくなる人も多いはず。
ある程度日数がとれ、しかも遠方に行くなら、台風のリスクを考えると、本当は夏はやめたほうが無難なのかもしれない。
そういう旅行は、台風の来ない時期に行くのが確実なのだろう。
とはいえ、海水浴などは夏しかできないからなあ。サーファーはともかく。
また、台風の場合、旅行日程が数日ずれると、旅行を過不足なく楽しめたりもするから、かなりそのへんは運も影響するから困ったもんで。
夏は旅先を海にするなら、台風のリスクを考えるなら本当はなるべく「近場」にしておいたほうが無難なのだろう。
近場の旅行なら、万一キャンセルになっても、また行けるだろうし。
ただ、長期の夏休みのある子供を連れていくとなると、大人が子供の夏休み期間に合わせないといけない。
そうなると、どうしても子供の夏休み期間に行かざるをえなくなる。
子供に夏休みの想い出をつくらせてあげるのが目的の家族旅行に行く場合、どうしても夏に遠方や海を選びたいなら、やはり・・・現地で台風がきても大丈夫なように、せめて屋内施設が豊富な旅先、館内設備が充実している大型レジャーホテルを選べば、行く手段はともかく、少なくても、行ってしまえば現地である程度時間をつぶせる・・そんなポイントも考えて旅先選びをしたほうが・・無難。
結局、そういう考えに落ち着いてしまう。
夏に台風が来なければ、こんな心配はないのだが(笑)。
たまに、日本は台風の終着駅みたいに思えることもあるからなあ。
台風など・・・こなけりゃいいのだ! とも言いたくなるが、梅雨にあまり雨が降らないで、夏に水不足が叫ばれたりした時に来る台風は、めぐみの雨になることもあるから、やっかいなんだよね。
台風の奴め、いっそ、来る時期を決めてくれればいいんだ(笑)。
そうすれば、その時期を避けて旅行プランを練ることもできるのに。
できるものなら、台風と交渉したいぐらいだ(笑)。
台風のせいで、せっかくの旅行プランが「台無し」になってしまった方、きっと多いのでは?
台風ばかりは、何カ月も前には予測ができないから・・。
夏休みなどに台風が来て、その進路図を天気予報やニュースで見るたび、その進路の地域にちょうど旅行中の人もいるであろうことを考えると、気の毒になってくる。
それが、このネタを書いた理由ではある。
だんぞうさんみたいに旅好きな方にとっては、やっかいな問題でしょうね。
当地は幸いな事に台風の直撃はめったにありません。
もちろん土砂崩れや増水による浸水などはありましたが、
テレビで報道されるような大きな台風災害は経験ありません。
先日、親戚の小学生に「アマモリって知ってる?」と聞かれました。
「なんだと思う?」と聞き返すと「家の中で雨が降る事」(笑)との答え。
まあ正解と言えば正解ですが、最近の戸建てもマンションも雨もりなんてないでしょうから
彼らには不思議な言葉ではあるんでしょうね。
私が子供の頃は、うちを含め友達なんかも古い木造家屋に住んでましたからね、
台風に限らず、ちょっとした雨でも部屋に鍋や洗面器を置いて天井からの水滴を受けてました。
私が住んでた家なんて末期には壁がべろんと剥がれおちました。しかも私が寝てた部屋!
「最近、壁のシミがどんどん大きくなるね〜」なんて家族で話してた矢先の事でした。
築戦前の古い家で、壁は土壁でしたからね。
思い出してるといい思い出みたいですが、当時は思いました…貧乏はいやだな〜って(笑)
あ、古い家に住んでる=貧乏ってのは当時の子供はみんな持ってた感覚(?)だったのかな。
まあみんな横並びだったような気もしますが(笑)
集中豪雨や台風で大きな被害が出てる時に不謹慎ですが、
子供の頃の豪雨や台風ってなんかワクワクしてたのは確か…ほんとすいません。
今年は台風のあたり年だそうで、来週にも大型台風がまたやってきそうな気配。
それ以前に、おかしな気圧配置が続いて全国的におかしな天気が続いています。
地球温暖化が大きな原因だそうですが、つまりは好き勝手に環境を破壊してきた人間への
自然界からの痛烈なしっぺ返しって事なんでしょうかね…。
東京も台風の被害は比較的マシなほうだと思いますが、そのぶんちょっとした台風でも交通機関は影響を受けてしまいます。
雨漏り、、、実はあまり体験がないです。
子供の頃に住んでた家は壁は土壁だったと思いますが、雨漏りの記憶は、、、ないです。
壁は脆かったですけどね。
台風は、子供のころは、イベントみたいな感覚も持ってました。
ついでに言えば雷も。
それは、本当の被害を知らなかったからかもしれません。
台風の被害を受けたことのある人は被害に敏感なんでしょうね。
台風は、気候の変化に伴い、これまでのパターンとは違った動きをますますしていきそうです。
旅行者はますます困ったことになりそうではあります、、、。
昔の家の屋根って、今ほど頑丈な作りじゃなかったですからね。
今は瓦を葺くにしても屋根材の上になんんたらシートとかかんたら加工を施して
めったな事では雨もりなんぞしないようですが、昔は屋根材の上に泥だんごみたいなのを置いて、
その上に直接瓦を葺いていたように思います。
だから、カラスとかスズメとかネズミとか虫とかが瓦の隙間を拡げると
そこに雨水が流れ込む道ができちゃうんですよね。
それと瓦自体の品質もあったようで、けっこうすぐ割れちゃってた印象があります。
我が家の瓦が割れる原因は、さっきの鳥とか虫とか以外にもありましたね〜
なにを隠そう、それは私(笑)。
なにしろしょっちゅう屋根に登ってた記憶がありますもんね。
裏の家のビワとか柿の木の実を採る、屋根にひっかかったボールを取る…などなど。
いくら子供とは言え、それなりの重量物が歩き回るわけですからね。
割れたりずれたりするのは、鳥や虫の比ではなかったでしょうね(笑)
今度の台風、けっこう大型だそうです。
自治体まかせにしないで国が主導する速やかで抜本的な防災こそが必要なんじゃないか…
大きな被害が出た後で、おっとり刀で視察にこられても迷惑なだけでしょ?
漏れ聞くところでは、偉い方が来ると警備のために復旧作業が大幅に滞る…なんて事が、
ままあるようですし…
だから実感がないのだと思います。
それだけに、たまに屋根に出れる宿などに行くと新鮮でした。
一歩間違えると地面に落ちてしまいそうなのがスリリングでした。
台風は、防ぎようがないから困りますよね。
しかも日本は台風の通り道みたいにも思えますから、、、。
台風を消滅させるのは無理でも、少し縮小させる手だてがあればいいのに、、なんて思います。