しょっちゅうではないが、たま~に、はとバスに乗って東京を巡ってみたくなることがある。
ものは試し・・・そんな気分で。
東京生まれの東京育ちでありながら、実は自分が行く場所というのは偏っているように思うし、思えば、東京育ちでありながら東京のことを私はよく知らないと思っている。
はとバスに乗って、ガイドさんの説明を聞きながら、普段の自分が中々行かないような場所に、はとバスは連れて行ってくれるような気がする。
東京生まれの東京育ちが参加する東京観光・・・ってことになる。
東京の自分の知らなかった面や、場所、逸話などを知ることができるかもしれないし、第一「観光」の対象に東京が入るってのが、自分にとって少し新鮮かもしれない。
東京人限定の「東京観光プログラム」。面白いかもしれない。
地方の人や外国人が東京に来て観光する場所というと・・・・どんな場所だろう。
私が思い浮かぶ「定番」は、・・
皇居
東京タワー
スカイツリー
秋葉原
葛飾柴又
原宿
銀座
隅田川(水上バスあり)
お台場
歌舞伎観劇
神田古本屋街
国技館
江戸博物館
・・その他、その他・・・あたりだろうか。
これが、音楽好き向けということになると
武道館
各地のフォーク居酒屋
有名ライブハウス巡り
楽器屋(主にお茶の水あたり?)
・・なんか、こうして、各ジャンルのファン向けのツアーなんかだと、巡る場所も色々変わって面白いだろうね。
歴史ファン向けでも色々あるだろう。
歴史好きには、どの時代のファンかによっても、巡る場所は変わるんだろうね。
幕末維新ファンと、戦国時代ファンでは巡る場所も変わるだろうし。
漫画ファン向けでは、トキワ荘のあった場所なんかは聖地かもしれない。
思えば・・同じ東京、同じ場所でも、時代によって、あるいは趣味によって、全然違った意味合いが出てくるはず。
同じ土地でも、その土地が時代によって違う用途に使われていたはずだろうから。
ある時は空き地だったかもしれないし、ある時は武家屋敷があったかもしれない。
そういうことを考えると、どの場所にもその場所の歴史があるのだ・・ということを思ってしまう。
ところで、東京生まれで東京育ちの人で、しかも現在も東京に住んでいる方で、はとバス東京観光をしたことがある方って、どれぐらいいるのだろう。
案外いそうな気もする。灯台もと暗し・・・って言葉もあるぐらいだし、案外発見は多そうな気がする。
一見何の変哲もない、ありふれた普通の町や道でも、調べてみたり、あらためてじっくり散策したら、碑が建っていたりして、実は歴史上の有名人物や出来事のゆかりの場所だったりもするかもしれない。
写真は、何気ない町かどの、古い街道に、ひっそりと碑が建っている、新撰組屯所跡。
ところで・・・はとバスツアーって、やはり年配のお客さんが大半なのだろうか。