都心にはヒグラシなどいないと思ってた。
事実、都心でヒグラシの鳴き声を私はこれまで聞いたことがない。
郊外に行くと聞けるけど。
ところが・・・
先日、我が家のそばで、なんとヒグラシが鳴いていた。
何気にびっくりした。
で、
何気に嬉しかった。
ヒグラシの鳴き声って、涼やかで、切ないんだよね~。
風流な感じがするし、粋で、詩人なセミなのだ。
蝉が鳴くのは種の保存本能で、異性へのアピールだというが、都心でヒグラシが鳴いても、異性にはなかなか出会えないのではないかなあ。
アブラゼミやミンミンゼミならいるけれど。
そうなると・・
アブラゼミやミンミンゼミと交尾することになるのだろうか。
すると・・どんな蝉が生まれるのだろう。
アブラヒグラシ、もしくはミンミンヒグラシ???
あるいは
ヒグラシアブラ、ヒグラシミンミン???
そんなのが生まれたら、どう鳴くのだろう。
ヒグラシアブラ・・それだと、何かの油みたいだなあ。
ヒグラシミンミンを略してヒグミンと呼ぶと、少し可愛い(笑)。
とりあえず、あのヒグラシが無事に異性と出会えたらいい。
そうしたら、都心にある我が家の近くにも、今後ヒグラシの鳴き声が期待できるようになるかも。
耳をすませば・・・
カナカナ~~~ ・・。
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