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ソノシート紹介シリーズ 18  「大怪獣戦」

2010年06月20日 | 漫画・アニメ、そして特撮
おなじみ「ソノシート紹介シリーズ」、その第18弾!
「復刻大怪獣ソノシート」シリーズ紹介としては、第3作目。


今回紹介するのは、「大怪獣戦」だ。
さながら、オールスターキャストで、ゴジラ、モスラ、キングギドラなどのスター怪獣が勢ぞろいするミニドラマが収録されているソノシートだ。


ゴジラ、キングギドラなどの怪獣、ブックの中の科学特捜隊本部の図解など、既成の怪獣や設定が登場してはいるが、このソノシートは、このソノシートのオリジナル企画っぽい。

数年前に「ウルトラQ」がラジオドラマで制作されたが、このソノシートのミニドラマはさながら、ラジオドラマ「ウルトラQ」を思い出させるようなラジオドラマである。

ラジオドラマなら、ビジュアルが関係ないので、いくらでもイメージの世界で人気怪獣を共演させることができる。
聞いてる子供たちは想像力を膨らませていたはずだ。
頭の中のスクリーンには、ゴジラ、モスラ、キングギドラが暴れまわっていたに違いない。


このソノシートの存在は、私は知らなかった。
もしお店でこのソノシートを見かけたら、まじまじとジャケットを見つめ、想像力を膨らませてワクワクしたことだろう。


思えばたくさんの怪獣が当時現れたが、そのデザインからいって最もカッコよく思えたのが、私にとってはキングギドラだった。

ヤマタノオロチを彷彿させるそのデザインは、神々しさすら感じた。
最強怪獣という雰囲気にあふれていた。

なにせ、ゴジラやモスラなどの地球怪獣が手を組んでやっと撃退することができる存在。
ゴジラ単独では・・ゴジラ対キングギドラという1対1の勝負ではゴジラはキングギドラにはかなわなかっただろう。


惜しむらくは、キングギドラには手がなかったこと。
おそらく、羽が手の代わり・・という設定だったのだろうし、着ぐるみの中に入る人は手を3本頭の左右の頭に入れていたのだろうか。

もしキングギドラに手があったら、その強さは更にあがっていたに違いない。
そうなったら、他社からガメラを友情出演させてもらい、ガメラをも含んだ連合軍じゃなければ勝てなかったかもしれない。



キングギドラを見てると、もしもウルトラマンがキングギドラと戦ったらどうだったかなあ・・などとも思ったものだった。

ともかく、ゴジラ以外の相手とも戦わせてみたかった。
ガメラしかり、ウルトラマンしかり。セブンしかり。マグマ大使でもいいね(笑)。
キングギドラは、当時の通常の怪獣よりも一回り大きい設定だったように思える。


あれは種族的にはドラゴン系ではないだろうか。
ドラゴンといえば、今でもゲームなどではよく出てくる。
ゲームによっては敵だったり、味方だったりもする。
どんな立場であれ、ドラゴンは強い。

ましてやキングギドラは、宇宙のドラゴンで、しかも3つの頭を持ち、それぞれの頭が攻撃してくる。
そりゃ強いはずだよね(笑)。


あれがもしも、人類の味方になってくれたら、どんなにか心強いことだろう・・と思ったりもしたが、あれは最強の敵として出てくるからいいのだ・・という思いもあった。
彼の前では、地球上の怪獣は結束できるからね。
その意味では、キングギドラは、地球怪獣オールスターチームを結成させるための名プロデューサーだったのかもしれない(笑)。
やはり・・・そりゃ強いわ。


このソノシートのミニドラマでも、地球怪獣連合軍は、キングギドラを追い払うことはできても、倒すことは結局できなかった。
ということは、またいつでもやってくるということだ。


ゴジラやガメラを主役にして映画をリメークしたり新作を作ったりするのもいいけど、ならばいっそキングギドラをメインにした映画が再び製作されてもいいのではないかなあ。


怪獣にも色々いるけど、キングギドラのあのカッコ良さは、そのへんの怪獣が束になってかかっても、かなわないオーラとスター性にあふれていた。




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