時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

湖上のスケートが怖い

2018年02月22日 | 

冬のスポーツといえば、スキー、スケート、最近ではスノボもそうだろう。

スノボは私はやったことがない。

以前、会社の同僚が初めてスノボをやりに行ったのだが、行ってすぐに転倒したらしい。

その際、転び方がまずかったらしく、両手を骨折して帰ってきた。

両手を骨折し、ほとんど仕事ができない状態になってしまい、退職を軽く促されたらしい。

そんなことを耳にした私は、スノボは自分もやってみたいと積極的に思ったことはない。

だが、スキーとスケートはやったことはある。

スキーは大学時代に行ってみて、かなりハマってしまい、学生時代は毎年行くようになった。

その後就職してからは、冬にまとまった休みが中々とれなかったので、行けなくなったが、十年以上ぶりに行く機会があった時、ブランクのせいか、あまりうまくはなかったが、かろうじて基本的なことぐらいは体が覚えていた。なので、楽しかった覚えがある。

 

で・・

スケート。これは小学生の頃に少しかじった。

スケート教室に何度か行った覚えがある。

だが、小学校卒業以来、やっていない。なので、今仮にスケートをやる機会があったとしても、全然ダメだろう。初心者と変わらないと思う。

 

また、スキーに誘われることはあっても、スケートを誘われたことがないのも、私がスケートをやらなくなった理由だ。

 

初めてスキーに行った時に、雄大な雪景色の山の峠道コースをマイペースで滑って来る時のそう快感、コースの多彩さ、そして景色の雄大さにはすっかり魅了され、スケートよりもスキーの方が私には楽しく思えた。

スケート教室では、都心のアイススケートリンクを滑っていただけだった。それも理由だったのかもしれない。スケートリンクでは、雄大な風景の変化は望めなかったから。

 

スケートで景色を楽しむというと、湖上などかもしれない。

外国では凍った湖の上を人がスケートで滑るのを雑誌かテレビなどで見たことがあったし、日本でもスケートができる湖はあるようではある。

 

だが・・

 

私は、表面が凍った湖上をスケートで滑るのは・・・はっきり言って怖くてしかたない。

 

もし・・なにかのはずみで、氷が割れてしまったら??と思うと、本当に怖い。

 

これは私が実際に凍った湖上を滑ったことがないからかもしれない。

 

湖上の氷の上をスケートで滑ってて、ある地点で急に氷が割れてしまったら、真冬の冷たい湖の中にドボン・・・だ。

しかも、水中で体を反転させて湖上の氷の上に戻ろうとしても、空いた穴をもし見失ってしまったら、水面一面を氷で覆われている以上、水面に出れなくなる。

仮に、穴を見つけて氷上にもどろうとしても、氷上にもどろうとして自分がつかんだ氷がまた割れてしまったら?

あるいは、氷が分厚くて、氷面まで手が届かなかったら?

真冬の冷たい湖の水中に閉じ込められることになってしまう。

しかも・・湖というのは、よく言えば神秘的だが、逆に言うと怖さもある。

 

・・・そんな光景を想像すると、恐ろしくなる。

そういう事故は、これまでなかったのだろうか。

 

恐ろしくて、湖上では私はスケートなどできない・・。

 

湖上の氷の上をスケートで滑ってる人は、そのへんの不安さや怖さは、ないのだろうか・・。

 

 

まあ、スケートが出来るぐらい凍った湖上は、氷の厚さはかなりのものなのだろう。

そう簡単には割れたりはしないのだろう。

 

でも、たまに、凍った湖上の氷が割れてる光景をニュースなどで見かけることはある。

もっとも、その場合は、氷が割れたのは何かのきっかけで氷上に例えば車が乗った場合だったりした。

なので、普通の人間が氷に乗るぶんには大丈夫なのかもしれない。

このへんまでは大丈夫で、その先は危険・・というふうに、エリアが区切られてあれば。

 

 

その辺、人工のスケートリンクは安全ではある。

氷が割れて、水中にドボン・・ということはないし。ただ、前述の通り、スキーのような自然風景の変化は望めない。

 

ただ、人工のスケートリンクは、ある程度町の中にも作ることができる。広さはともかく。

一方、人工のスキー場となると、むずかしい。どうしても郊外になってしまってる。少なくても、都心の町には開設するのは難しい。

 

そういう意味では、都心に住んでる人にも手軽に楽しめるのがスケートなのだろう。

スキーとなると、郊外の人工スキー場に行くか、地方の山に行かなくてはならない。

そういう住み分けということになるのかな。

 

 

ともあれ・・・雪国に行って、目の前に、山のスキー場と、湖上のスケート場があって、どっちかを選んで遊ぶとしたら・・・やはり私は山のスキー場を選ぶなあ。

高低差や、コースの距離や変化から来る自然風景の多彩な変化が楽しめるから。

もちろん、スキーのコースにも、コースから外れて谷の方に落ちてしまう危険性や、吹雪による遭難の危険性はあるけど、湖上のスケートで氷が割れて湖の中に落ちて、水中に閉じ込められるよりは・・・私はまだいい。

湖上のスケートは、氷が溶けたり割れたら、冷たい冬の湖の中に放り込まれるが、山のスキーは、仮に雪が解けても、そこは地面である。谷底に転がっていかない限り。

だから、私的にはやはりスキーなのだ。

 

もちろん、都心にいながら気軽に楽しめるスケートもまた楽しいだろうけどね。

もしかしたら、スケートの良い所はそんな点なのかな。

 

 

 

 

 


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