つい最近知ったのだが、元イーグルスのベーシスト、ランディ・マイズナーが亡くなっていたとは…。
2023年7月26日に77歳で亡くなっていたそうな。
死因は慢性閉塞性肺疾患の合併症によるものだったらしい。
あああ……なんか悲しい。
先日は、元ザ・バンドのロビー・ロバートソンの訃報を耳にして残念に思ったばかりだというのに、今度はランディの訃報とは…。訃報が続くなあ。
ランディはイーグルスの創設メンバーのひとりであり、バンド内でも重要な存在だった。
独特のベースプレイ、ハイトーンのきれいなボーカル、コーラスやソングライティングなどでバンドには欠かせないメンバーであり、貢献度は高かった。
イーグルスのアルバムでは、ファーストアルバムから、あの1976年のメガヒットアルバム「ホテルカリフォルニア」まで参加。
まさに、イーグルスの結成からトップバンドに成長するまでを支えたメンバーであった。
その後1977年には、音楽性の方向性の違いや、トップバンドになったイーグルスのメンバーであることの重圧感や人間関係などで脱退。
それ以後はソロとして地道な活躍を続けたのだろう。
彼がリードボーカルをイーグルスでとった曲で1番有名なのは「テイクイットトゥザリミット」であろう。
大ヒット曲であり、イーグルスのレパートリーの中でも看板曲のひとつだった。
ソングライティングのクレジットは、ランディと共にドン・ヘンリーとグレンフレイも関わっているが、メインで作ったのはランディだったのてはないか。
ちなみにランディ脱退後のイーグルスでは、この曲はグレンが歌っている。
イーグルスとしては看板曲のひとつなので、コンサートではこの曲をはずすわけにはいかなかったのだろう。
だが、ランディだけてなく、そのグレンもこの世にもういなくなっている。
ホント、世の無情を感じてしまう。
途中で脱退してしまったとはいえ、イーグルスがあれ程の大物バンドになったのには、ランディの果たした役割は大きかったはず。
残念だし、悲しい。
ランディ、安らかに…。
あなたの伸びやかな歌声は、忘れないよ。最高でした。
なお、トップ写真はランディのソロアルバム。「テイクイットトゥザリミット」の他はカバー曲が中心の内容だったが、カバー曲の中では「ラストダンスは私に」という曲での独特なベースプレイは印象的だったなあ…。
こちら↓
それと、やはりランディには敬意を払って、彼の看板曲も紹介しておかないとね。 伸びやかな歌声が実に魅力的。こちら↓
ランディ・マイズナーの歌う「Take It To The Limit」
沁みます・・・。
この1977年のライブ映像、観てるだけで聴いてるだけでこのメンバーの偉大さ、イーグルスというバンドの歴史を見るような気がします。
もうこのメンバーが揃うことがないのは悲しいですね。
寂しい限りです。
イーグルスのファンにとっては、初期のオリジナルメンバーであるランディ・マイズナーとかバーニー・レドンに対しても愛着はありますよね。
彼らはイーグルスをトップバンドに成長させた功労者でもありますから。
テイクイットトゥザリミット…やはり今聴いても、しみじみ良い曲だと思います。
イーグルスの看板曲のひとつであることは間違いないです。
ランディの歌声、実に良いですよね。
訃報は悲しいです。
合掌…。