毎年毎年、夏はちゃんとやってくる。
いくらその世界がパンデミックでも、大地震が来ても、戦争中でも、不景気でも。
では、夏を感じさせるものって、いったいどれぐらいあるだろう。
ちょっとあげてみたい。
- 暑さ
- 青い空に浮かぶ入道雲
- 蝉の鳴き声
- 冷房
- 虫(ここでは主にカブトやクワガタ)
- 海水浴
- 夏休み(主に子供たちの)
- 半袖(軽装、クールビズ含む)
- スイカ
- お盆
- 蚊取り線香
- うちわや扇風機
- 花類(朝顔、ひまわりなど)
- プール(学校などの水泳教室を含む)
- 屋上のビアガーデン
- 怪談
- 冷やし中華、ひやむぎ
- 花火
- 虫かご、虫とりアミ、昆虫採集セット
- 炎天下の夏の高校野球甲子園大会
- かき氷
- 盆踊り
- 夏祭り
- 屋形船
- 風鈴
- 夕立
- 夏休みの宿題(工作、ドリル、絵日記など)
- 蚊帳
- 川遊び
- 自宅庭でのファミリープール
とりあえずすぐに思いついたものを30ばかりあげてみたが、もちろん、他にもある。
都心で暮らしてて、なおかつ当たり前のようにある「夏要素」は、「暑さ」「入道雲」「蝉の鳴き声」「半袖」「冷房」あたりかなあ。もう、これらだけでも「夏」を感じる。
旅行や登山などもあるかもしれないが、これは夏じゃなくてもできるので、ここでは除外した。冬山登山という言葉もあるし。旅もオールシーズンだ。
台風などは秋でも健在だしね。
厳密に考えれば、花火、扇風機みたいに、夏じゃなくても出番があるものもあるが、それでもやはり「夏」というイメージは強い。
高校野球は春にもあるが、個人的にはやはり夏のほうが盛り上がるイメージはある。
都心ではなく、これが地方になると、更に色んな自然現象なども含まれてくるのかもしれない。田んぼなどでの「水の生物」をつかまえたりとかね。
まあ、色々「夏要素」はあるけど、前述の「暑さ」「入道雲」「蝉の鳴き声」「半袖」などは、なにも都心じゃなくても、どの地方でも見たり聞いたりできる「夏要素」であろう。
では、都会ならではの「夏要素」というと何だろう。
「ビルの屋上のビアガーデン」あたりかな。
屋形船も、個人的には都心の「夏要素」なイメージがあるが、田舎にもあるのかな?
どうもそのへんは私には何とも言えない。
上にあげた「夏要素」は数多い。これらすべてを兼ね備えた場所は、ないだろう。
でも、そのいくつかの要素は、複数の要素を同じエリアでも見たり聞いたり感じたりすることはできるだろう。
ちなみに、私が子供の頃にあった「夏要素」で、今では見かけなくなったものもある。
それは夏休みに毎日午前中にテレビで再放送されてたアニメである。
私が子供の頃の夏休みは、午前中にいつもアニメの再放送があった。
特撮が放送されてたこともあったかもしれない。
「夏休み 子供劇場」みたいな番組枠のタイトルで。
私にとっては、それも貴重な「夏要素」だったのだが、今では・・・見かけないね。
午前中に毎日アニメや特撮が再放送されてると、「夏休みだなあ」という実感があったものだが。
普段はそんなことありえなかったもの。
普段の午前中は子供たちは当然学校に行ってるから。
まさに長期休暇ならではだった。
それは大体、朝の9時台、10時台くらいの時間帯で放送されていたと思う。
それが今でもあれば、「夏要素」に加えたいところだが、ないのでは入れられないやね。
午前中にそういう番組の放送があると、私は夏休みの宿題をやるか、テレビを見るかの選択に迫られたような気がする。
今はそういう枠がなくなってしまったのは、そのへんの課題があったからなのかどうかは、定かではない。
もしかして、親から局にクレームでも行ったのだろうか。
もっとも、今ではネットもあるし、DVDもある。だからわざわざそんな枠を設けなくてもいいからなのかもしれないが。
とりあえず私の個人的な夏の3大要素をあげるとしたら・・これかな。
最も私が夏を感じる定番要素だ。ひねってみたとて、しょ~がないし(笑)。
- 暑さ
- 入道雲
- 蝉の鳴き声
さしあたってこれがあれば、私は夏を実感する。
まあ、そういう人は多いのでは?
蝉なんて都会でも元気に鳴いている。
都心は田舎にくらべたら虫の数は少ないのかもしれない。
でも、蝉は元気に鳴いている。
もし・・・都心で蝉が鳴かなくなってしまったら・・・夏らしさの大きな要素のひとつを失うことになると思う。
まあ、蝉はうるさいこともあるけどね(笑)。
でも、かといって、いなくなってしまったら・・・寂しいのは確か。
陽射しが強くなって、頭のてっぺんに照り付けて
来るようになると「夏が来たな」とボクは思います。
夏の花である、ヒマワリやアサガオとか
セミの鳴き声なども、夏の風物詩でしょう。
そうそう、小学校の夏休みの間って午前中にテレビで
アニメの再放送やってました。
「狼少年ケン」「チキチキマシン猛レース」「大魔王シャザーン」とか。
昔は、HDDやブルーレイレコーダーが無かったのでアニメの
再放送は、ありがたかったです。
で、昼になったら冷や麦や、冷し中華、スイカを食べて
一番暑い時間帯は、扇風機にあたってゴロゴロしてました。
昔の夏は、日が沈めば幾分、過ごしやすくなったものです。
家族との夕食後、蚊取線香をつけて夏休みの宿題を
片付けたり、花火を楽しんだものです。
蚊取線香や花火の匂いも、夏ならではの風情を感じます。
朝顔といえば、朝顔の観察記は夏休みの宿題の定番でした。朝顔の観察日記を夏休みの宿題で書いた子供は多かったのではないでしょうか。
夏休みの朝のアニメ再放送枠では、私も狼少年ケンはよく覚えてます。特にオープニング主題歌の映像は、かなり頭に刷り込まれてます。
チキチキマシンもよく再放送されてましたよね。
私はケンケンの笑い声をよく真似してたもんです。
当時は熱中症という言葉は耳にしませんでした。
日射病という言い方をしてたような。
最近は35度を越えることがあり、アスファルトの道の熱さが夜になっても残ってますね。
昔の東京の夏は、35度を越えるなんてことほほとんどなかったと思います。今は確実に気温が上がってますね。