時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

世界遺産・白川郷は、大にぎわいだった。

2016年09月24日 | 

前日、東尋坊や雄島を訪れ、芦原温泉に宿泊した私は、翌日は白川郷を目指した。

宿は白川郷そのものではなく、白川郷近くの平瀬温泉にとってあった。

平瀬温泉は白川郷から車で15分くらいの場所にあるので、宿に行く前に私は白川郷散策をすることにした。

白川郷・・・以前から一度訪れたいと思っていた場所で、私の「行きたい旅先リスト」にずっと入っていた場所。今回、やっと訪れることができる。

 

この日の私の旅プランは、芦原温泉から在来線で金沢に出て、金沢からバスで白川郷に向かう・・そんなルートだった。

金沢に来るのは私は確か2~3度目だと思う。前回金沢に来たのは、会社の社員旅行で、だった。

金沢と言えば兼六園が有名だが、社員旅行で金沢に来た時に兼六園にはすでに行ってある。なので今回は金沢での滞在はパス。乗り換えのバスや電車を待つ間に、ちょっと立ち寄る程度にとどめた。

金沢。さすが北陸地方の代表的な町、開けていた。加賀百万石だった前田家のおかげは大きいだろう。

 

 ↑ 金沢駅のシンボルともいえる「鼓門」。写真を撮る人、多し。

 

金沢を出発したバスの中、私は前日の疲れが残っていたのか、うとうとしっぱなしだった。

だが、ふと目覚めてみれば、バスはどんどん山奥に入っていったのがわかった。

 

やがて白川郷に到着。

バス停あたりには多数の店や土産物屋が並んでおり、来訪者はかなり多かった。

特に外国人の多さは特筆もの。

多数の白人さんだけでなく、アジア圏・・・特に中国からの旅行者も多かった。

白川郷はこれほど海外にも知られているのか。さすが世界遺産。

 ↑ 白川郷のバス停。いきなり外国人、多し。中には、若い頃のマイク・オールドフィールドそっくりの外国人さんもいた。

 

 

 ↑ バス停付近にはいくつもの店があるが、その店からして御覧の通りの外観。 

 

白川郷を訪れる旅行者は、大半の人がこのバス停のあるあたりで現地に降り立つのではないか。だとしたら、バス停のあるあたりはさしずめ白川郷の玄関口みたいな場所だろう。

みやげ物屋さんは、しっかり白川郷らしい外観になっており、演出効果という意味でも高い。

 とりあえずすぐに目に入った店で私は昼飯を食べたのだが、そばが実にうまかった!

 

昼飯後バス停を離れた私は、とりあえず川沿いの土手に向かった。土手にあがると、川に長い橋が架かっているのが見えた。

どうやらその橋を渡り切ると、本格的な白川郷エリアに入っていけるようだ。

橋の上は時に人が多く、あんなに人が多くて橋が落ちたりしないのだろうか・・などと思いながらも、私自身もその橋に向かった。

 

 ↑ 到着し、昼飯をすませ、とりあえずあの橋を目指す。

 ↑ 橋を渡る。そこそこ揺れた・・。

 ↑ 橋の上から下流方面を見る。

 

 ↑ 同じく、橋の上から。上流方面を見る。

 

橋はけっこう長く、橋もまた観光名所の一か所に思えた。

 橋を渡ると、小さな鳥居があり、この鳥居をくぐったあたりから、イメージ通りの白川郷が現れた。

 

 ↑ さあ、本格的に白川郷に入るぞ。歩はテクテク。来訪者の世代は幅広い。

 

 

道沿いに合掌造りの家が建ち並ぶ。写真やテレビなどで見た通りではあるが、実際に見てみると壮観。

 

 

 ↑ どこか時代劇のセットみたいにも見えたりして。

 ↑ う~ん、イメージ通りの白川郷の光景だね。

 ↑ 合掌造りの建物のテーマパークのようにも見えた。

 

あちこちをパチパチ写真撮りながら歩いていると、向かいの山の上のほうになにやら人が多く集まっている場所が見えてきた。

どうやらそこは展望台らしかった。

 ↑ ん? あの山の上の方に、人が集まっている場所があるぞ。

 

 

 

 

 ↑ ズームしてみた。どうやら、あれが展望台のようだ。行ってみようじゃないか。

 

展望台には歩いてもいけるが、シャトルバスも出ていた。私がシャトルバスの停留所に着いた時には、ちょうどバスが来ており、もうすぐ発車。なので私も飛び乗った。

 数分後シャトルバスは展望台に到着。いやあ、ここも人が多い。

この展望台は白川郷きっての観光スポットであろう。

この展望台に立つと、白川郷の集落を一望のもとに見下ろせた。

合掌造りの家が立ち並ぶ集落の中を、一本の道が直線に通っているのがよくわかった。

 

 ↑ う~ん、いい眺め。白川郷、集落遠望。

 ↑ 展望台の記念写真ポイント。

 

 ↑ 少しづつ、ズーム。

 

 ↑ もうちょっと、寄ってみた。中には普通の屋根もあるね。

 

やがて展望台をシャトルバスで後にした私は、再び白川郷の集落の中を歩き始めた。

さきほどはメインのまっすぐな道を歩いたが、今度は少し人通りの少なめの裏道(?)みたいな道を散策。

 

 

 ↑ 心もち、人が少ない道。のどかだなあ。

 

 

 ↑ 個人的には、こうした空いてる道のほうが好き。

 

 

 ↑ 建ち並ぶ、古いたたずまいの建物。

 ↑ 向こうの山の方に雨雲らしきものがかかってきた。

 

 ↑ カカシがいくつも。手作りのシャッターポイント・・そんな感じ。ちょっとユーモラスなポイント。

 

 ↑ こちらにも、カカシが。ここもまた手作りのシャッターポイントという感じ。

 

 ↑ 看板まである、シャッターポイント。

 

 古い家の中には大きな家もあり、入場料を払ってその建物の中に入ることもできる建物もあった。

そのつど靴を脱がなければならないのだが、まあ、家の中に入るわけだから仕方ない。

 

 

 ↑ 立派な屋根だこと。有料で中に入れるぞ。そういう建物はいくつもあった。

 

入場料を払って上がり込んだ家では、屋根裏まで行けたりもした。

中にはちゃっかり有料で記念写真を撮る人も(笑)。

 ↑ 民家の中。屋根裏部屋。

 

 ↑ これも屋根裏。

 

 ↑ 慎重に歩く。

 

 ↑ 屋根裏部屋から、外の風景を見る。

 

 ↑ 囲炉裏端。冬なんか、いいだろうなあ。

 

 

 ↑ 子供の頃から都心暮らしだった私にとって、囲炉裏のある家はあこがれだった。

 

集落の中にはあちこちに店もあり、食事をしたり休憩したりできた。

 有料で中に入れる家はいくつもあったが、いちいち全て入ると、そのたびに靴を脱いだり履いたりしないといけなくなるので、いくつかはパス。

 

やがてやや集落のはずれ近くの方に着いたころ、屋根の葺き替えをしている家があった。

合掌造りの屋根の葺き替えは・・大変だろうなあ。

手間もさることながら、維持費も・・。

 

 ↑ 屋根のふき替え作業中。貴重な光景?

 

 

気づけば時間は3時をゆうに過ぎていた。

 ↑ もう夕方にさしかかってきた。雲ゆきもあやしくなってきた。

 

 

そろそろ宿に向かおうかな・・と思っていたころ、急に雨が落ちてきた。

最初は傘がなくても大丈夫かなと思ったが、すぐに雨が強くなってきた。

これはいけない。時間も時間だし、早くバス停のあたりの「玄関口」に戻ろう。

そして戻ってタクシーを呼ぼう。

そう思って早足でバス停あたりに戻ったのだが、雨が豪雨になってきた。

さっきまでは晴れたり曇ったりで、ほどよい天気だったのに。

 

 

思えば前日は東尋坊では相当暑かった。そのぶん天気もよくて、青空が広がっていたのだが。

だが、青空が広がっていると、夏だと写真映えはよくても、その暑さゆえ、歩きまわるには気候的にはしんどい。

だがこの日の白川郷のように、ほどよく晴れたり曇ったりしてると、快晴の天気よりも気候的には過ごしやすい。

おかげで、白川郷ではほどよい暑さで歩きまわることができた。少なくても前日の東尋坊や雄島で過ごした時間よりはすごしやすかった。

 

ここでふと思い出したのだが・・そういえば・・来ているはずの台風はどうなったのだ?

ここ白川郷では最後に雨がきつく降ってきたが、台風独特の強風はなかったのだが。

・・・と思ってたら、後で分かったことだが、実はこちら方面に向かってくるはずだった台風は・・実は消滅していたようだ。どうりで・・。

つくづく台風って奴は人騒がせで気まぐれな奴ではある。

でも、おかげで助かった。

旅行をキャンセルしなくて、つくづく良かった。

 

 

バス停近くの土産物屋の屋外休憩所で雨をしのぎながら、携帯で地元のタクシー会社に電話したところ、車が出払っているという。

これは困った・・・と思ってたら、携帯で話してる最中に、そのタクシー会社にちょうど車が戻ってようで、無事にタクシーゲット。

 

豪雨の中、タクシーを待ってると、ほどなくしてタクシーがやってきた。

で、乗り込み、宿のある平瀬温泉へ、いざ。

 

 

 

 

 

 


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