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平瀬温泉は白川郷から車で15分くらいのところにあった。
うろ覚えだが、白川郷からは10キロくらいはあるのではなかったか。
タクシーに乗りながら、こりゃ白川郷から歩いて平瀬温泉に行くのは、時間的には無理があるなと思った。
まあ、行けないこともないのだろうが、歩くとあまりに時間的なロスがありすぎる。なのでタクシーで正解だと思った。まあ、バスでも行けるみたいだけど。
白川郷に行くのなら、そのまま白川郷の中の宿に泊ればよさそうなものなのに、私がそれをしなかったのは、平瀬温泉には「秘湯の宿」があるからだった。
せっかくここまで来たのなら、秘湯の宿に泊りたい。そう思った。
タクシーのドライバーの話によると、平瀬温泉は昔はもっと賑わっていたらしい。
ちょっとした「町」のような賑わいだったという。
だが今は、私の印象てはひっそりとした温泉地・・そんな印象だった。
↑ 宿の前の道。静けさ。
宿は木々に囲まれた中にあった。
↑ 森の中の宿・・・そんな感じ。
館内にはいると、ロビーは空間を感じさせる館内。
↑ 宿の中のロビーらしき場所で。
今回の旅行では、1泊目と3泊目は旅行会社の用意した宿から選んだ宿だったが、この2泊目の宿だけは旅行会社関係なく、私が個人で予約した宿だった。
やはりそういう宿も、プランに入れておきたかった。ささやかなこだわりだった。
↑ 「日本秘湯を守る会」所属の宿なのだ。それを証明する提灯が玄関になくて、館内の奥まった場所にあるのは、ちょっと珍しいかな。
宿で案内された部屋の窓から見えた景色は絶景・・・という感じではなく、「森の中」という感じだった。
全体的に静けさがあり、そんな点は好きだ。
館内には渡り廊下があり、夜などは風情を感じた。
↑ 昼の渡り廊下。
↑ 夜の渡り廊下。照明と闇が、いい感じ。
渡り廊下を歩いていた時、ふと足元に何かの気配が蠢いていたので見て見たら、アマガエルがいた。ひょこひょこはねていた。
大きなカエルはともかく、アマガエルは小さくて可愛い。
さて、2泊目を森の中の静かな宿で過ごしたあと、旅行3日目の朝を迎えた。
まずはタクシーでいったん白川郷に戻った。
この日は白川郷からバスで飛騨高山に抜ける予定なのだが、そのバスは昼ごろの発車。
なので、白川郷で多少時間があることになる。
なので、再び白川郷に戻ってきた私は、昨日行けなかった「民家園」に入ってみることにした。
↑ 民家園、入口。
↑ 古民家のテーマパークっぽいのかな?
↑ 水車小屋。
↑ 昨日行った白川郷よりも、人数が少なく、穴場という感じ。
↑ 日本の古代の住居みたいに見えた。
↑ このへんは、ちょっとした庭園みたいだった。
↑ 静か・・・。やはり穴場かも。
↑ ちょっと、ひっそりとした感も。
↑ のどか・・・。雰囲気が優しい。
↑ 園内はそんなに広くはない。でも、中々の散策路。
↑ 白川郷にちょっと「立ち寄る」だけだと、この民家園に来る余裕はないのかな。
ここは、合掌造りの古い家を、ここにいくつも移築してきてあった。
心もち、ここは人が少なかった。
白川郷に来た旅行者は、前日私が歩いた「橋を渡った先にある白川郷集落」に皆行ってしまうのだろう。
まあ、白川郷としては、そちらのほうがメインだとも思うので、それもむべなるかな。
その分、こちらの「民家園」はすいていたのだろう。ゆったり見て回れた。
おかげで良い時間をつぶせた。
↑ トイレまで、この佇まい。こだわりだね。
↑ 広い庭だなあ。
↑ こんな縁側のある家で、子供時代を過ごしてみたかった。 夏には線香花火が似合いそう。
↑ 民家園の中の、見晴らしのいい場所でパチリ。
↑ 民家園の中のビューポイント。合掌造りの家、人口の(?)滝、そして池。
↑ 上の写真のビューポイントを、少し寄ったアングルで撮ってみた。
メインの白川郷に比べ、ここ「民家園」はのどかだった。
もしも白川郷に来て、多少なりとも時間に余裕のある人は、「民家園」のほうにも立ち寄って損はないと思う。
ちょっとした「ミニ白川郷」という感じ。
↑ 定番らしき、撮影ポイント。
時計を見たら、そろそろ昼だ。
私が予約した、飛騨高山行きのバスが出る時間が近づいていた。
民家園をひとしきり散策した私は、白川郷のバス停に向かうことにした。
この日は、白川郷から飛騨高山に向かうのだ。
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