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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

私の「奥の能登道」 6 : 奥能登の千枚田から、輪島へ

2015年10月03日 | 

さて、その後車は、今日のルートの目玉でもあろう、千枚田に到着。

なんでも世界農業遺産なのだそうだ。全国的に有名な場所なので、ご存知の方は多いのではないか。少なくても、この場所の写真を見れば、「あ、これか。見たことある。」という方は多いはず。

奥能登半島の観光では、目玉のスポットであろう。奥能登に来たら、ぜひ立ち寄っておきたい場所だ。

駐車場から見おろす千枚田の景観は、確かに素晴らしい。絵になっている。

 

↑ これが、千枚田を紹介する時の、一番定番ぽいアングルであろう。

 

 ↑ これから、眼下のこの千枚田の中の細い道を降りていく。

 

その角度から見おろす千枚田の光景は、これまでにも何度も写真などで見てきており、ある意味「おなじみ」の光景。上から見おろす千枚田の風景だ。

なので、私は千枚田の中を続く道を海岸線まで降りて、「よく紹介される千枚田の風景」とは違うアングルから見てみようと思った。

 

↑ 少し降りてきた。

 

 ↑ 小道を降りている途中で、「横から見た千枚田」の風景。

 

 ↑ 同じく、「横から見た千枚田」。少しカメラを寄ってみた。 

 

 ↑ 半分以上は降りてきたかな。多少カメラはズーム。

↑ 小道、くねくね。風がヒューヒュー。田んぼは、サワサワ。

 

↑ 順調に降りて行く。もうすぐ、海岸。あのカーブをまわれば、そろそろ下り坂の終わる時。

 

↑ 小道をふもと(?)まで、降りきった。降りきった記念(???)に、思わず振り返って見上げて、一枚。

ここからは海岸そいに、この道は横向きに続いてゆくことになる。

 

↑海岸線ぞいの道まで降りて、その道を歩きながら、あらためて見上げてみた、。右上には、駐車場が見えている。千枚田の写真として紹介される写真は、たいがいあの高さあたりから見下ろすアングルで撮られた写真が多い。

 

 ↑ 千枚田の中の小道を一番下まで降りたら、海岸線にこういう道が続いていた。

 

↑ 千枚田の底まで降り、海岸線の道を歩きながら、再び上を見上げてみた。う~ん、絵的には、やはりイマイチか・・。

 

上から見おろす千枚田の風景は写真などでよく見るが、下から見上げる千枚田の風景は私は見たことがなかったので、これはこれで個人的にはちょっと新鮮ではあった。

 ただ、やはり、下から見上げると、上から見下ろした風景に比べると、絵的にはちょっと物足りない(笑)。

この千枚田を紹介する写真が、上から見下ろした風景が多いのは、仕方がないのかもしれない。

 

 

 

千枚田の中を進む小道は、いくつか枝分けれする。

ひとしきり最も低い「海辺の道」を歩いた後、上に戻る道を適度に見つけ、また登っていくことにした。

そうして、少し登った所で、改めて上の方を見たり。↓

 ↑ 千枚田を下から見上げるアングルで撮った私の写真の中では、これが一番マシかもしれない。

 

また、そのまま立ち止まって、振り返って、下の方の右方面を見たり。↓

 

同じく、左方向を見下ろしてみたり。↓

↑ この景観は、なかなかのもの。

 

で、今登ってきている道を振り返って撮ってみたら・・・お気に入りの写真が撮れた。

 

↑ こんな感じの小道を、海岸線から私は登ってきたのだが、何気に撮ったこの1枚、私にとってはお気に入りの1枚になった。

こういう風景、好きなのだ。

 

千枚田の中を続く小道を海岸沿いまで降りて、そしてまた登って歩くのは、けっこう楽しかった。

この旅での天気は初日から曇りが続いていて、時折小雨、時折晴れ間が出る・・・そんな感じであったが、ここ千枚田に着いた時は、晴れてくれていたので、快適な気分で歩けた。

 

小道を歩きながら千枚田を見ていると、色んな人がこの千枚田にオーナーとして参加しているのが分かった。

オーナーの名前が書かれた「立て札」が各田に立てられており、その管理は、地元の人が行っているらしい。

ちなみに、オーナーの立て札の中には、有名人の名前も多く見られた。

 

大物漫画家、タレント、そして政治家の名前もあった。

 

↑  大物漫画家がズラリ。永井先生は輪島出身だから分かるけど、さいとう先生や、ちば先生も参加していたとは。

 

 ↑ 手前は小泉進次郎さん、その隣には小泉純一郎さん。

 

↓ ちなみに、こんな看板も見つけた。有名人の田のリスト。ちなみに、この看板には記されていないけど、磯野貴理子さんの田もあった。

探せば、他にもあるのかもしれない。

 

 

駐車場に戻った私は再び千枚田を見おろしてみたが、やはり見おろすアングルが一番絵になるのは確かだ。

 

 

 

千枚田は、さすが有名スポットらしく、来訪者は多かった。

駐車場には売店もあり、食堂らしき店もあった。なんでも、ここで売られているおにぎりは絶品だというので、そばと一緒に注文してみた。

そばとおにぎり2個で、十分な昼飯になった。そばも美味かったが、さすがにおにぎりも美味かった。

ここを訪れる方、おにぎりはお勧め。

 

さて、再び車に乗り込んだ私は、今日の宿がある輪島へ。

能登半島きっての大きな町のはずだ。

 

輪島に着いてみると、さすがに開けていた。チェックインにはまだ少し時間があったので、ついでのつもりでキリコ館の見物。

 

↑ どれも、本物のキリコだ。どれも巨大だが、中でもこの写真の一番奥にあるキリコは、歴代もっとも大きなキリコらしい。

 

 

↑ ちゃっかり(?)、「まれ」のキリコも(笑)。さすがロケ地。

 

また、この旅で初めて知ったのだが、輪島は漫画家・永井豪先生の故郷で、町には永井豪記念館があった。

せっかくなので、入ってみた。だが、館内は写真撮影はまずいみたいなので、とりあえず外観だけでも紹介しておく。

 

 ↑ おなじみのキャラクターの絵が、看板に描かれていた。

 

ちなみに永井豪記念館の斜め前に永井先生の実家の店があった。

実家の斜め前にこういう記念館を設置するなんて、永井先生の実家や輪島への思い入れが出ている・・・私は、そんな気がした。

 

さて、そろそろ宿にチェックインしようか。

この後、宿でけっこうガッカリする情報を耳にすることになろうとは、この時点ではまだ思ってもいなかった・・・。

 

 


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