バンド時代に演奏していた自作曲は、けっこうある。
だが、今組んでるアコギユニットでは、バンド時代の私の自作曲をユニットに持ち込むことはめったにない。
本当は、今のユニットを組む時、バンド時代の曲はもうやらないつもりだった。
バンド時代の曲は、どうしてもバンド時代のサウンドのイメージが私の中で大きく、それをアコギユニットでやるとなると、どうしても物足りない。
それと、バンド時代の曲は、バンド時代に散々人前で披露しているので、今やるならバンド時代になれなかった曲や、新たに作った曲をやりたい・・という思いもあるからだ。
だが・・たまに家の中で、バンド時代の曲をギター1本でポロポロ弾く時もあって。
すると、どうもやはり捨てがたい気持ちにもなって。
そう思って、これまで何度か・・・たま~にバンド時代の曲を今のユニットにも持ち込んでライブをやったこともある。
すると・・・やはり物足りなさを感じ、その曲を今のユニットで再びはやらなくなることが多い。
でも・・時間がたつと、今度はバンド時代の「別の曲」を引っ張ってきたくなってきたりする。
この繰り返しが多い。
やはり・・・今の曲も、昔の曲も、共に自分の作品だと思うと、愛着があるからだろうなあ。
バンド時代の自作曲と、今の私の自作曲では、作風が違ってたりするし、また構成もバンドならではの要素も多かったので、今のユニットでやるには無理がある部分は多い。
だが、今のユニットなりのバージョンを与えたい曲はあるので、地道に練っていくしかない。
バンド時代にはけっこう受けてた曲でも、今のユニットでやって、お客さんから何の反応もないと、一度かせいぜい二度やったきりで後はお蔵入りしてきた。
でもそれは、新しい命をその曲に与えられていないからなのだろうなあ。
てなわけで、今練習では、かつてのバンド時代の曲で、これまで封印していた曲の中から、新たに1曲引っ張り出してきて練習している。
この曲に新たな命を与えることができるのかどうかは、まだ未知数だけど(笑)。