最近は仕事上で車であちこち移動することはなくなった。
だが、若い頃は車であちこち移動しまくっていた。
一度会社を出ると、時には昼から夕方までずっと車の中にいたこともザラ。
それはそれで大変だったのだが、メリットもあった。
車で外を移動していると、よく晴れた日などは、いい気分転換にもなった。
目的地が遠くて、しかもよく晴れた日などは、郊外の道を走ってる時は、ちょっとしたドライブ気分にもなれた。
また、長時間車で移動してると、当然腹もへる。
なので、あちこちに自分なりの「お気に入りの飲食店」を見つけたりもしてた。
同僚に教えた店もあれば、ナイショにしてた店もあった。
その一方、渋滞してる時・・・特にそれが都心方面に向かう時だと、少し気分が重かったこともある。
気分が重い・・・といえば、気分がすごく不安になることもあった。
それは高速道路で渋滞して、進まない時。
特に首都高速などは、対向車がひっきりなしに通るし、そのたびに道路がよく揺れる。
グニャグニャ・・みたいな感覚で揺れたこともしばしば。
時には、地震がきたみたいな感覚にもなる。
まあ、「地震か?」と思っても、それは単なる「対向車が通るがゆえの揺れ」だったりするのだが、そんな時にもしも本当の地震がきたら・・と思うと不安でならなかったりする。
特にそれが東日本大震災の時のような規模の大地震だったら・・。
そういえば、阪神大震災の時に、支柱が真ん中に一つしかない高速道路が横向きになって下に落ちてた光景を思い出す。
あれは怖かった。
もしも自分が首都高速で渋滞に巻き込まれて身動きとれない時に、大地震でも来ようものなら・・・そう思うと、いつも恐怖だった。
幸か不幸か今は、私は車での移動がほとんどない。
なので、仕事で車に乗ることは、ほとんどない。
だが、否が応でも仕事で高速を移動せざるをえない人は多いはず。
そんな人は・・・支柱によって高いところにある高速道路で渋滞にあった時などは、かつての私のように大地震の恐怖は相当なものだろうと思う。
それが、長い橋だったら、なおさらだろう・・。
だって、そんな時は・・逃げようがないから。
宙にある道路は、大昔の未来漫画やグラビアの中ではかっこよく思えたものだが、大地震の怖さを知れば知るほど・・・・怖い。
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