数年前まで、私が旅行に行く時はテーマがあった。
それは、日本全47都道府県のうち、まだ泊ったことがない都道府県に泊る・・・ということであった。
全47都道府県全てに泊る・・というテーマを持ってたからで、旅先選びをする時の「それなりの基準」になっていた。
最後に残ったのは福岡県で、そこには私にとって「全47都道府県完泊の旅」のゴールふさわしい場所があったので、ある意味「最後までとっておいた」感があった。
やがて無事にゴールし、「全47都道府県全てに泊る」というテーマを達成し、その後は気の向くままに旅先選びをしていこうと思った。
近い場所とか、遠い場所とか、アクセスが楽か、あるいは大変か・・・などにこだわらず、自分が行ってみたい場所を選ぶ・・・それで行こうと思ったし、実際そうなっていった。
ところが・・2020年にはコロナが登場し、相次ぐ自粛の嵐。
飲食店はもちろん、県境を越える移動もしづらくなった。
県境を越える・・・というのは、人によっては通勤や通学の場合もあるが、旅行にも大きく関係してくる行為。
コロナの蔓延、緊急事態宣言、自粛要請などで、旅行には行きづらくなった。
2020年には年末にどうしてもはずせない法事があり、その時だけは県境を越えた移動をした。
その法事は、どうしてもその時じゃないといけない事情があったからだ。
でも、現地に行き、法事をすませ、あまり町などを出歩くこともなく、駅の近くのビジネスホテルに泊り、翌日は早めの電車で東京に帰った。
現地では、基本的に法事以外の移動はしなかった。
そして2021年。特にその夏。コロナは変異株のせいもあり、2020年以上に感染者が増え、旅行などとんでもないという雰囲気になった。
そんな中で思ったことは・・・私が数年前まで旅行のテーマにしていた「全47都道府県全てに泊る旅先選び」をコロナ前までに達成しておいて本当によかったということ。
もしそれを達成してなかったら・・・やりかけの仕事をやりのこしたまま中断してるような感覚がずっと心に居座り、中途半端な思いがずっと続いていただろう。
コロナを撲滅させるのは、当分難しそうだ。
ゼロにすることはできなくても、飲み薬で治療できるようになってくれれば、それこそ風邪やインフルエンザと同じような扱いにできるだろうに。
風邪もインフルも撲滅はできていない。
でも、インフルには治療薬はある。
コロナが怖かったのは、そういうのがなかったから。
また、感染力が半端なかったこと。
だから、感染者は大量に出続け、死者も多かった。
できれば風邪やインフルみたいな存在に落ち着いてほしい。
で、心置きなく遠方まで旅行プランを考えられるようになりたい。
早く。
とりあえず、新型コロナ用の「呑み薬」の開発は各国で続けられている。
それは日本でも同じ。
その成果が待ち遠しい。
なので、新型コロナ用の呑み薬を開発してる人達には、頑張ってほしい。
なお、写真は佐賀県の唐津で、海に浮かんでいるのは高島。
宝くじの当選に御利益がある宝当神社があることで有名な島である。
佐賀に旅行した時、あの島に渡っておけばよかったかな。
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