時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

夏の終わりは、どんな時?

2007年08月01日 | 日々の、あれこれ

先日、プレステ3のゲームソフト「ぼくのなつやすみ3」をクリアした。
今度の舞台は北海道だった。相変わらず胸キュンで、切なくも暖かく、しかもさわやかで楽しいゲームだった。
子供がプレイするよりも、70年代に郷愁を感じる大人がプレイしてこそ、その良さが染みる。
大好き。ゲームの中で一番好き。私は「ぼくなつ」フリークなのだ。

「ぼくのなつやすみ」シリーズをプレイしてると、いつも感じることがある。
このゲームをやってると、夏の移り変わりというものを体感させられるのだ。
夏って、その終わり頃の寂しさって、他の季節に比べて特別なものがあると思う。
逆にいえば、盛りの頃の夏って期間に特別なものがある・・とも言える。

夏が夏らしいのは、いつのころだろう。
いつごろが、一番夏にウキウキできるだろう。

私は7月の最後の週から、せいぜい8月の中盤ころまでだと思う。夏がウキウキできる時間って、実は少ないんだ。
7月は、最近では下旬くらいまで梅雨が続くことがある。
その後、一瞬の燃えるような夏がくる。だが、それは実はアッという間なのだ。まるで成虫になった蝉の生涯みたいな儚さなんだ。


8月も中盤を過ぎると、だんだん過ぎてしまう夏がなにやら寂しく思えてくる。
日が一日づつ過ぎていくと、何やら夏の終わりのカウントダウンをされてる気がする。

お盆を過ぎると、海はクラゲが出て来て泳ぎにくくなる。高校野球の決勝戦が終わると、もう夏の盛りは過ぎてしまい、あとはどんどん終わってゆくだけなんだなという気になる。
なにやら世界が急に静かになってしまったような気がする。
暑い日は続いていても、それは単に惰性で暑いだけのような感じもしてくる。


田舎なんかに行くと、カナカナの鳴き声が目立つようになる。気づけば夏休みが終わって去っていってしまうのを、ヒタヒタと忍び寄る秋に催促されてるような気がしてくる。


あんなにどこまでも長く続くように思えた夏休みの初め頃は、もうすでに遠い昔のことのように思えてくる。
たった数週間前のことなのに。

子供の時って、時間の経過は緩やかに感じられたものだが、大人になって感じる「時間の経過の早さ」を子供の頃に一番早く実感できたのは、8月中盤すぎから後半にかけての頃だったと思う。
「時間の経過」ってこんなに早いんだな・・って。


そんなことをつらつら考えると、やはり本当の夏って、夏の盛りって、実は本当に儚く短い命なんだ。
せいぜい2週間~3週間くらいの命なんだね。梅雨明けが遅れれば、それこそ2週間たらずくらいの命だったりもする。
そう考えると、梅雨明けしてから8月中旬くらいまでの頃って、特別な時期なのではないだろうか。
単に「夏」の一言で片付けられないような。


かつて私は正月を、同じ冬の中でも正月ってのは特別な季節なのではないか・・と日記で書いたことがある。
正月は「冬」ではなく、冬と冬の間に挟まれた、「正月」という名の独立した短い季節なのではないかとも書いた。

同じことが、7月下旬から8月中旬までの夏にも言えるんじゃないだろうか。
夏という大きなくくりの中にある、短くも独立した季節。正月みたいに「正月」という正式名称が無いのが悲しい気もする。

強いてあげれば「盛夏」??
いや、ここはあえて「夏」という言葉を使わずに表現してあげたい気がする。儚い期間にしかすぎないのだから、独立した名前を与えてみたい。
いっそ、「お盆」を正式な季節名にでもしてしまおうか(笑)。←アハッ、安直かナ。


・・・かといって、どうも、私には良い名称が浮かばない・・。

「燃え」るような季節だからといって、ダジャレのように「萌え」なんて言いたくないし(笑)。

やはり私には、どうも浮かばない。


皆さんは、夏が夏らしく感じられるのっていつ頃からいつ頃までですか?
また、夏の終わりを感じる時って、どんな時ですか?
きっと、いろいろな見方があるのでしょうね。人それそれに色々な夏があるように。

そう、色々な夏。
出会いの夏、別れの夏。賑やかな夏、孤独な夏。楽しい夏、寂しい夏。嬉しい夏、悲しみの夏。様々な夏。
そして・・金鳥の夏、日本の夏!     ・・・な~んてね(笑)。

チャンチャン!






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