時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ライブを見て、思う。

2007年07月31日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)
ここんとこライブをたて続けに3回見た。

21日に「さばいばるいとうさん&Daddy津田さん」のライブを見て。
22日に「OTODA」で「ぴか太郎」さんを見て。
そして29日は「レイチさん主催のライブ」を見て。
すっかりライブ鑑賞漬けの休日を過ごしていたことになる。

一般論として、曲のアレンジ的な緻密な完成度を聴くなら正式音源(CD)などを聴くほうがいいが、ライブってのは、単に曲を聴くためだけのものではない。
演奏者の人となりや、客との呼吸なんかも見る事が出来る。
そこがいい。

ライブでは率先して演奏者をノセようとしてくれる客がいる。
真っ先に一緒に歌ってくれる客。
曲に合わせて真っ先に手拍子をとってくれる客。
出演者のMCに積極的にからんでくれる客や、演奏者に声をかける客。
さまざまだ。

私は決して「真っ先に」というタイプの客ではない。
もちろん、乗ってくればそれなりに体でリズムをとったりはするけど。

真っ先に上記のような行動をとってくれる客というのは、ありがたい。
私自身も演奏者になることがあるので、そういう客のありがたみはよく知ってる。
そういうことが分かっているなら、自分も率先してそういう行動を起こせばいいじゃないかというツッコミを自分に入れたくもなるのだが、けっこうじっくり聴きたいタイプなんだ、私は。
だから、出演者にとっては、私がそのライブを楽しんでいるのかどうかが分かりづらい部分があるかもしれない。
楽しんでいないのではないか?と思われる場合もあるかもしれない。
でも、そんなことはない。
ちゃんと楽しんでいるのです。勘違いしないでくださいね~。

強いてあげれば、見ず知らずの出演者に「ご一緒に~~」なんて一緒に歌うことを催促(?)されるのは、ちょっと苦手。
しかも、それが初めて聴くその人のオリジナルだったりしたら、なおさらだ。
一緒に歌いたい時は、自主的に一緒に歌います(笑)。
あ、知ってる人のライブなら大丈夫なんだけど。

ともあれ、どの出演者も持ち味は違う。
だから、どの出演者にたいしても同じ物差しで見ることはできない。
物差しが違うのだ。というか、違う物差しを使って見ないと。
自分で心がけたいのは、物差しを何種類も持っていたいということ。
もっとも、どうしても持てない物差しってのもあるのだが、それはそれでもう仕方ないと割り切るしかない。

また、その日その日の出来もちがうし、セットメニューに入れた曲によっては、そのライブのカラーや雰囲気も違ってくる。
だから、とりあえずじっくり見たいと思うんだ。

我々「時代屋」のライブに関していえば、女性ボーカルのmiyaちゃんが出れない場合は多い。
彼女が出る、出ないで、時代屋のレパートリーは変わってくるし、時代屋そのものの印象もだいぶ変わる。これなんか、そのいい例だと思う。ちょっと手前味噌の例えだけど(笑)。

まあ、時代屋はさておき、仮にその出演者が、いつもセットリストが変わらなかったとしても、演奏者のその日のコンディションが違えば、ライブの雰囲気は違ってくる。
ライブは、そういう楽しみもある。
まさに文字通りライブは「生き物」だよね。

最近アマチュアの曲で良い曲にいっぱい出会ってきている。良い演奏にもたくさん出会ってきてる。
こんな曲が埋もれているなんてオカシイ・・・そう思うことも多い。
アマのライブにいって、そんな思いを感じた時って、けっこう「得した」気分になる。

自分のユニットの練習や、家庭の事情や旅などのスケジュールと重なったりして、中々行けない場合も多いが、行けた時は何か「得した」と思える部分を、そのライブの中で何かしら見つけて帰ってきたいと思っているのです。
たいがい、「何か」はあるものなので。まあ、見つけようという姿勢がないと見つからない場合もあるんだけど(笑)。
だから、何か見つけたい・・という姿勢は持っていようと思ってます。いつも。

今回の3つのライブでは、ちゃんとそういうのはちゃんと見つけたし、感じさせていただきました。
21日は、音楽をやる姿勢の迫力、確固たる信念も感じました。
22日は、真面目に一生懸命にやることの大事さを感じました。
29日は、お客とのコミュニケーションの大事さを感じました。

まだまだ、自分には足りない点ばかりです。









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