夏になると北海道や高原に行きたくなる。
無性に、都心の湿気から逃れたくなるのだ。
北海道や高原は、都心より涼しいから過ごしやすいというのもあるが、なにより都心特有のあの不快な湿気がないというのがいい。
ちょっとぐらい暑かったとしても、湿気がないだけでもだいぶ違う。
都心の湿気は、なんというか、まとわりつくような湿気に感じる。
居座っている感もある。
それがなんとも不快で。
なので、無性に北海道や高原に避難したくなる。
北海道や高原に着いた時のあの心地よさは、それまで都心の湿気に悩まされていればいるほど、快適だ。
それこそ、都心に帰りたくなくなる。
だからこそ、都心に帰ってきた時に感じる湿気は、不快感が増幅する。
なんというか、嫌な現実に戻ってきてしまったような感じ。
となると、北海道や高原にいたつかの間の時間は、まるで夢の中の出来事だったかのように思えたりもする。
もっとも、北海道や高原は、冬は都会以上に厳しい・・という現実もあるのだが。
私は冬の高原には行ったことはあるが、冬の北海道には行ったことはない。
せいぜい、例えば「北の国から」のようなドラマで、北海道の冬の厳しさを教えられはするものの、それは実体験に基づくものではない。
なので、北海道に住んでる方にとっては、私がいくら「北海道の冬は厳しいんでしょうね」と言ったところで、漠然としたようなセリフにしか聞こえないかもしれない。
だからこそ、いつか冬の北海道にも行ってみたいが、現実的には中々実現しないでいる。
甘い!というお叱りを覚悟の上で書かせてもらえば、都心の夏の不快さよりは、冬の北海道の厳しさのほうが、少なくても私には我慢できそうな気はしている。
暑がりの私としては。
まあ、それほど、夏の都心の不快さは・・・年年増していっている気がする。
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