時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

古い曲を置いて、旅に出ちゃいます

2008年08月30日 | 
移り過ぎてゆく季節を惜しむかのような、晩夏の蝉時雨。
鳴いています。響いています。ミンミンもアブラも、皆合唱してます。狂い鳴き・・そう表現したくもなります。
時には、やけくそのようでもあり。
まるで自分たちの短い寿命を燃やし尽くすかのようでもあり。

そんな中。久々に、旅に出ます。
天変地異がなければいいけど・・。

泊まる宿は、圏外の可能性が高いです。
旅先で、移動中などで圏内に入ったら、携帯でネットを覗き見することはあるかもしれませんが、いかんせん携帯では書き込みまでは出来ないと思います。
まあ、このへんは、旅の宿命かもしれません。

無事に旅から帰ってこれたら、またお会いしましょう。





・・・・と、これだけじゃ、そっけないですか?

ならば、高校時代に作った歌を1曲、置いておきましょう。
一度も人前で披露されぬまま、ただただ埋もれていくしかなかった、小粒な歌。
自分の中で忘れさられていた歌。年齢という名の電車に置いてけぼりにされた歌。
高校2年・・・私が16~17歳のころです。
歌詞の内容は、冬の歌ですけど(笑)。
ある意味では、旅の歌の一種・・と言えなくもありません。


こうして時々、思い出したように、十代の頃に作った古い自作曲を紹介することがありますが、その度にいつも思うことがあります。
それは、今の私の自作曲の作風と、昔の私の自作曲の作風って、ずいぶん違うなあ・・ということです。
歌にする題材も、内容も、雰囲気も。メロディもそうです。
それはこの歌にも当てはまるでしょう。

この歌の歌詞は、当時クラスメートだったA君と私の共作です。
イメージの中の旅・・・そんな感じでできた曲・・ともいえそうです。

A君の消息は分からぬまま。

A君!もし、これを見たら連絡ちょうだい。
おいらと君とで共作した曲は何曲もあったよね。
これは、その中の1曲だったな~。
ほら、これさ。
    ↓




      野菊

        作詞 A&ヤングだんぞう
        作曲 ヤングだんぞう



  あの山の 野菊の花は
  真冬に 咲くという
  つもりつもった 悲しみを
  小さな花びらに におわせて

  あの山の 野菊の花は
  雪の日に 咲くという
  白く冷たい むなしさを 
  小さな花びらに  におわせて

  あの山の 野菊の花は
  北風に そよぐという
  この世に棲む 儚さを
  小さな花びらに  におわせて

  あの山の 野菊の花は
  音もなく 散ってゆく
  短い人生 苦ともせず
  小さな花びら  散ってゆく
  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 失われた、あのわき水。今は... | トップ | 乳頭温泉郷 黒湯温泉 »
最新の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事