遅い夏休みをとり、久々に旅に出て、そして帰ってきた。
今回の旅は、温泉三昧の旅となった。
なんだか、久々に温泉に入れて、ホッとした気分。
今回の旅先は、乳頭温泉郷。
旅先で、毎日宿を変え、色んな温泉に浸かってきた。
なにやら、体のあちこちまで温泉の成分がしみ渡った気分。
特に「黒湯温泉」と「鶴の湯」は、なごめた。
黒湯温泉は、私が敬愛する漫画家、つげ義春先生のイラストにも出てくる宿。
つげ先生は、黒湯温泉のイラストをなんと、4点も残している。
黒湯温泉に関しては、いずれ私のサイト「時代屋小歌」のほうで、旅行記を書くことになるかもしれない。
「つげ義春の旅を行く」シリーズの一環として。
そのシリーズでは、いつものように、つげ先生の残した昭和40年代の湯治場のイラストと、その現地の今の姿の写真を並べて比較することになると思う。
先行でここで紹介するのは、宿の敷地内にある「うたせ湯」の前から、宿の建物を見上げた風景。
なにやら地面から湯気が立っているが、そこはいずれ温泉風呂の施設の一つとして、宿の「売り」に新たに加わるようだ。
今はまだ、工事中だとか。
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