日本共産党・萬代ひろみブログ――いのち・くらし守る島根県政へ

出雲市議として5期16年。2011年4月に島根県議に初当選しました。みなさまに私の思い、活動の様子をお伝えします。

衆院選ご支援ありがとうございました

2012年12月17日 | 日記
 今度の衆議院選挙は、消費税増税ストップ、原発即時ゼロ、TPP、外交問題など、どの問題でも多くのみなさんと思いを共有することができた訴えがいのある選挙でした。

 しかし、限られた選挙期間中では力及ばず、悔しい結果となりました。あらためて、日頃からの活動、膝を交えて話し合う集いなどの大切さを実感しました。

 選挙後、色々な方からねぎらいの声や励ましをいただきました。ご支援をいただいたみなさんに心から感謝を申し上げたいと思います。

 候補者として頑張られた中国ブロック比例候補の石村智子さん、島根1区候補の吉儀敬子さん、2区候補の向瀬慎一さん、きびしい寒さの中、本当にご苦労さまでした。

 選挙中に訴えた公約の実現をはじめ、来年4月の市議会議員選挙、夏の参議院選挙に向けて、新たな気持ちで頑張る決意です。

 写真は、12月17日朝の街頭演説。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有意義な一日でした

2012年11月12日 | 日記
 今朝の定例の朝宣伝は、昨夜の雨風の影響からか、冬の気配が一段と強まり、とても寒い中での宣伝となりました。

 私は「野田内閣は国民世論に追いつめられ、いよいよ解散総選挙が間近の情勢です。今度こそ、日本共産党の石村智子比例中国ブロック候補、向瀬慎一島根2区候補を国会へ送って下さい」と訴えました。

 演説をしていると、車の中から手を振って激励して下さる方、また強風にあおられながら自転車に乗っていた高校生からは「頑張って下さい」との声援をいただきました。寒い中での宣伝でしたが、みなさんからの温かい激励に心も体も温まりました。

 夜は、出雲医療生協・出雲市民病院で働く看護師さんと県医療政策課の課長さんらとの懇談会に同席させていただきました。

 看護師さんからは、「いつも就業時間より1時間早く出勤して、カルテを見てから業務に入っています」「朝から夕方5時過ぎまでの日勤を終えてから急いで家に帰り、夕食の準備を済ませて深夜勤務に入ることもあります」「夜勤は、ひと月に9回~10回行っています」など過酷な勤務実態が語られました。

 また、病後児保育の充実、保育所の待機児童の解消、学童保育の年齢の拡大や保育時間の延長など、勤務実態に即した子育て環境を充実させてほしいと、切実に訴えられました。

 私は、今の勤務環境では定年まで働きたくても働けないこと、仕事を続けながら子どもを産み、育てることは家族の協力がなければできない、と改めて感じました。

 行政が安心して子育てできる環境の整備に取り組むことは、当然の責務です。看護師不足に対して、需要に対する供給が追いつかないなど、数字を追っていたのでは、解決策は見出せません。

 今回、県の方が現場の看護師さんの生の声を聞く機会を積極的にもたれたことに敬意を表したいと思います。

 懇談の最中にも、看護師さんの携帯には、子どもさんから「早く帰ってきて」とメールが入っていました。仕事を終えて忙しい中で集まられた看護師のみなさんの願いにこたえるために、私も引き続き、頑張りたいと思います。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決算特別委員会分科会(文教厚生)で生活保護攻撃

2012年11月10日 | 日記
 芸能人の生活保護受給に対するバッシング報道以来、生活保護を受けている人たちへの厳しい世論が広がっています。

 国は、16日から開催する「新仕分け」で生活保護を見直し、保護費の引き下げや就労指導の強化などを検討しています。

 先日、私と同年齢の女性が事務所に来られました。その女性は「自分は一人暮らしで年金も少なく、生活が厳しいです。生活保護を受けている人は、私より収入が多いと思います。なかには、働かないでパチンコをしている人もあるのです」などと話されました。
 
 私は、「働けず生活が困難な時に生活保護の申請をすることは、憲法に保障された権利である」ということをお話ししました。彼女は、保護を申請せず、引き続き仕事に頑張りたいと話されました。

 11月5日に開催された決算特別委員会の分科会(文教厚生委員会)では、保守系の議員から「生活保護受給者は、働けるのに働かない者がいる。いったん、そういう生活をするとなかなか働かない。その上、生活保護は権利だなどと思っている。決算審査の分科会として、就労指導の強化を指摘すべきである」と発言しました。その意見に対し、民主党系の議員をはじめ、次々と「その通りだ」との声が上がりました。

 このひどい発言に対し、私は「生活保護は権利ではないとする認識は、間違っている」ことを強く指摘しました。そして、「生活保護受給者が働けるのに働かないという認識は事実と反する。決算資料の保護受給理由にあるように、受給者は病気や障がい、高齢で働けない人たちがほとんどである。就労指導の強化を指摘するということは不適切」と強調しました。

 問題にすべきことは、働きたくても働く場所がないことや、パートや臨時などの非正規雇用しか働き口がなく、自立できる収入を得ることが非常に困難な状況に置かれていることです。このことこそ、行政として改善すべきことではないでしょうか。

 こうした問題には目を向けることなく、生活保護受給者を敵視するような発言が飛び交うことは、本当に残念です。議員として、「生活保護は権利でもなんでもない」と言い放つ認識に怒りを禁じえませんでした。

 生活保護に攻撃の刃が向けられています。社会保障全般に自立・自助の考えを据え、公的責任を後退させていく政治の流れを何としてもストップさせなければなりません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本共産党演説会のご案内

2012年11月01日 | 日記
 事務所で仕事をしていると、日が暮れて暗くなってから、若い業者の方が事務所の掃除用具の交換と集金に来られました。

 私が「遅くまでご苦労さまです」と声を掛けると、「まだまだこれからまわります。新規の開拓をしないと事務所に帰れません」と言われ、驚きました。こんな働かせ方をしていいのでしょうか。働く人たちの家庭や生活をどう考えているのでしょうか。

 私は、11月4日(日)に平田文化会館・プラタナスホールである「日本共産党演説会」のお誘いをし、共産党と一緒に働く人たちが報われる社会にするため、政治を変えましょうと言って激励しました。

 写真は、演説会の案内ビラ。

 

 みなさん、ぜひご参加下さいますようよろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療・介護の充実が本当に求められます

2012年10月26日 | 日記
 生活相談の中には、医療や介護関係の相談が多く寄せられます。

 がん末期の患者さんで治療の必要がないからと退院を迫られている。ご高齢の奥さんでは、お互いが倒れてしまう。安心して療養できる病院、施設はないだろうか、と心配された親戚の方から相談がありました。

 また、ご主人の認知症が進み、昼夜問わない介護疲れから奥さんが倒れ、急遽、介護老人保健施設へ入所となったものの、先の見えない不安と面会に行く度に家へ帰りたがられる姿を見ると、悔いのない介護をしたいというものでした。

 介護保険制度の導入で、介護体制がすべて市場に投げ出され、安心して必要な介護が受けられないという様々な矛盾が起きています。責任ある介護の質の確保、情報提供など行政のかかわり、支援強化が必要だと強く感じています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

党支部のみなさんと一緒にバスハイクに出掛けました

2012年10月21日 | 日記
 今日は、地元党支部のレクリエーションに参加しました。

 長年、仕事で車の運転をしてこられたAさんの運転で、マイクロバスを貸し切って奥出雲方面へ出掛けました。紅葉にはまだ少し早いようでしたが、雲ひとつない絶好の天候に恵まれ、楽しいひと時をみなさんと一緒に、久しぶりにのんびり過ごしました。

 道中は、物知りのWさんのガイドにより、放水路事業や建設中の尾道松江道の説明がありました。途中、尾原ダムを見学し、今年4月から水道料金が高くなった問題などの実地勉強もしました。

 目的地である旧仁多町の三成にある温泉「長者の湯」に浸かり、お肌つるつるに感激し、お昼は食べきれないほどの地元野菜を使った料理にみなさん大満足でした。

 来たるべき総選挙、来年の市議会議員選挙に向け、大いに英気を養うこととなりました。

 写真は、尾原ダム。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月定例会が閉会しました

2012年10月12日 | 日記
 本日、30日間の会期を終え、9月議会が閉会しました。

 9月議会で特徴的だったことの一つに、議会初日に「竹島問題」の決議が議員提案で提出されたことがあります。日本共産党県議団は、竹島は歴史的にも、国際法上も日本の領土であることは明白との立場を明確にした上で、次の理由を述べて決議に反対しました。

 竹島問題の解決には、物理的、感情的にエスカレートするような対応は問題解決につながらないことを指摘し、冷静な外交交渉こそ求められるとして、尾村県議が道理ある討論を行いました。議会終了後、他の議員からは「あんたたちの言う通りだ」との声が掛かりました。

 翌日の一般の新聞では、反対した理由が報道されなかったため、様々な方から「なぜ、共産党県議団は決議に反対したのか」との問い合わせが相次ぎましたが、提案された竹島決議の内容や党県議団が反対した理由をお話しすると納得していただけました。

 また、日本共産党県議団が紹介議員となった県医労連(佐野みどり委員長)提出の「安全・安心の医療・介護実現のための夜勤改善・大幅増員」「介護職員処遇改善加算の継続、拡充」の請願が全会一致で可決され、国への意見書を提出することとなりました。

 傍聴されていた医労連のみなさんからは、「画期的なことであり、これらからも引き続き頑張りたい」との力強いメッセージが寄せられました。

 県立中央病院で働く看護師さんからは、「2交代勤務は異常です。働く環境が本当に厳しい」「異常を訴える妊婦、異常分娩が多い」「看護師として患者さんに寄り添った良い看護をしたくてもできない」「ベテラン看護師が定年まで勤められない職場環境を何とかしない限り、看護師不足はなくならない」など、たくさんの切実な声が寄せられています。

 このような中、今回の請願の採択は本当に良かったです。今後も要求の一致点を大切にし、その要求実現の具体化に向け、ねばり強く取り組んでいきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山中京大教授の「ノーベル医学生理学賞」受賞に感動

2012年10月10日 | 日記
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)の発見で、京都大学の山中伸弥教授が「ノーベル医学生理学賞」を受賞され、日本中で歓喜の声が上がりました。

 山中教授は「難病などで苦しんでいる人たちを助けることができるという目標・ゴールがこれまでの研究を支えてきた」というようなことを話されていました。

 有効な治療法が発見されていない難病とたたかっている患者さんにとっては、何よりも大きな支え、力になると思います。

 私は、難病の一つである膠原病の患者さんの地域組織「膠原病友の会」に会員として参加しています。医療関係者の方が熱心にサポートされている姿にいつも心を打たれます。実用化に向けた研究がさらに進むことを心から願わずにはいられません。

 今回は、様々な方面から研究のための寄附が寄せられているとの報道があります。日本の貧しい大学研究費を見直し、安心して研究活動に取り組める環境を保障することは、政治の責任だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもはかけがえのない宝

2012年10月03日 | 日記
 いじめによる自殺、親の虐待等により、子どものかけがえのない命が奪われる事件が後を絶ちません。本当に心が痛みます。

 今議会では、いじめ問題についての質問が多く取り上げられました。

 私が所属する文教厚生委員会でも、いじめ問題について様々な意見が出されました。「学校で問題の解決はできない。社会が悪いという意見があるが、親が責任を持って対応しないといけない」「昔からいじめはある。それに打ち勝つ強い心を育てることが大事」「どこまでがいじめになるのか判断が難しい」などでした。

 私は、自分の娘がいじめを受けた体験を話し、大津市の事件をしっかりと受け止め、いじめをなくすためにしっかりと取り組むよう求めたところです。

 いじめの背景には、学力などに偏重した過度な競争で子どもたちがストレスを抱えている問題や、社会の風潮に弱者いじめ、強い者が勝つという弱肉強食の原理が蔓延していることなどがあり、それが子ども社会へ反映していると考えます。

 いじめをなくすためには、家庭や学校、地域社会が力を合わせることはもとより、教師が一人ひとりの子どもとしっかりと向き合えるよう30人学級とするなど、教育環境の整備が必要です。

 また、人権教育の中に子どもの権利条約を生かした取り組みが今こそ求められているのではないでしょうか。

 子どもは、かけがえのない宝です。理不尽なことで命が奪われることは、絶対にあってはなりません。多くの人たちとこの思いを共有し、広げていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新日本婦人の会県本部 創立50周年記念フェスティバルに参加

2012年09月30日 | 日記
 新日本婦人の会島根県本部が創立50周年を迎え、大田市のあすてらす女性センターにおいて記念フェスティバルが開かれました。

 私は、午後から仲間とともに参加しました。午後からのオープニングは、銭太鼓、詩吟、フラダンス、ダンスなど新婦人の小組み活動の紹介があり、会員のみなさんの素晴らしい活動に感動しました。

 福田佳代子大田市議も忙しい合間を縫って、ダンス小組みで活躍されており、彼女のバイタリティにも拍手です。一緒に行った仲間と「私たちもやりたいね」と思わず願望を。

 歌手のクミコさんを招いてのコンサート「つながろうフェスタ・イン・クミコ」がメインですが、楽しみにして出掛けたクミコさんの心に染みる歌声、トークは素晴らしかったです。生きること、つながること、人を愛すること、平和へのほとばしる思いが心に響きました。

 この日、女性たちが様々なところで、しなやかに、やさしく、たくましく活躍している姿に勇気をもらいました。

 議会もこれから常任委員会、決算特別委員会と気の抜けない日程が待っています。県民の思いを県政の場につなげるために頑張ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする