日本共産党・萬代ひろみブログ――いのち・くらし守る島根県政へ

出雲市議として5期16年。2011年4月に島根県議に初当選しました。みなさまに私の思い、活動の様子をお伝えします。

医療・介護の充実が本当に求められます

2012年10月26日 | 日記
 生活相談の中には、医療や介護関係の相談が多く寄せられます。

 がん末期の患者さんで治療の必要がないからと退院を迫られている。ご高齢の奥さんでは、お互いが倒れてしまう。安心して療養できる病院、施設はないだろうか、と心配された親戚の方から相談がありました。

 また、ご主人の認知症が進み、昼夜問わない介護疲れから奥さんが倒れ、急遽、介護老人保健施設へ入所となったものの、先の見えない不安と面会に行く度に家へ帰りたがられる姿を見ると、悔いのない介護をしたいというものでした。

 介護保険制度の導入で、介護体制がすべて市場に投げ出され、安心して必要な介護が受けられないという様々な矛盾が起きています。責任ある介護の質の確保、情報提供など行政のかかわり、支援強化が必要だと強く感じています。
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党支部のみなさんと一緒にバスハイクに出掛けました

2012年10月21日 | 日記
 今日は、地元党支部のレクリエーションに参加しました。

 長年、仕事で車の運転をしてこられたAさんの運転で、マイクロバスを貸し切って奥出雲方面へ出掛けました。紅葉にはまだ少し早いようでしたが、雲ひとつない絶好の天候に恵まれ、楽しいひと時をみなさんと一緒に、久しぶりにのんびり過ごしました。

 道中は、物知りのWさんのガイドにより、放水路事業や建設中の尾道松江道の説明がありました。途中、尾原ダムを見学し、今年4月から水道料金が高くなった問題などの実地勉強もしました。

 目的地である旧仁多町の三成にある温泉「長者の湯」に浸かり、お肌つるつるに感激し、お昼は食べきれないほどの地元野菜を使った料理にみなさん大満足でした。

 来たるべき総選挙、来年の市議会議員選挙に向け、大いに英気を養うこととなりました。

 写真は、尾原ダム。

 
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9月定例会が閉会しました

2012年10月12日 | 日記
 本日、30日間の会期を終え、9月議会が閉会しました。

 9月議会で特徴的だったことの一つに、議会初日に「竹島問題」の決議が議員提案で提出されたことがあります。日本共産党県議団は、竹島は歴史的にも、国際法上も日本の領土であることは明白との立場を明確にした上で、次の理由を述べて決議に反対しました。

 竹島問題の解決には、物理的、感情的にエスカレートするような対応は問題解決につながらないことを指摘し、冷静な外交交渉こそ求められるとして、尾村県議が道理ある討論を行いました。議会終了後、他の議員からは「あんたたちの言う通りだ」との声が掛かりました。

 翌日の一般の新聞では、反対した理由が報道されなかったため、様々な方から「なぜ、共産党県議団は決議に反対したのか」との問い合わせが相次ぎましたが、提案された竹島決議の内容や党県議団が反対した理由をお話しすると納得していただけました。

 また、日本共産党県議団が紹介議員となった県医労連(佐野みどり委員長)提出の「安全・安心の医療・介護実現のための夜勤改善・大幅増員」「介護職員処遇改善加算の継続、拡充」の請願が全会一致で可決され、国への意見書を提出することとなりました。

 傍聴されていた医労連のみなさんからは、「画期的なことであり、これらからも引き続き頑張りたい」との力強いメッセージが寄せられました。

 県立中央病院で働く看護師さんからは、「2交代勤務は異常です。働く環境が本当に厳しい」「異常を訴える妊婦、異常分娩が多い」「看護師として患者さんに寄り添った良い看護をしたくてもできない」「ベテラン看護師が定年まで勤められない職場環境を何とかしない限り、看護師不足はなくならない」など、たくさんの切実な声が寄せられています。

 このような中、今回の請願の採択は本当に良かったです。今後も要求の一致点を大切にし、その要求実現の具体化に向け、ねばり強く取り組んでいきたいと思います。
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山中京大教授の「ノーベル医学生理学賞」受賞に感動

2012年10月10日 | 日記
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)の発見で、京都大学の山中伸弥教授が「ノーベル医学生理学賞」を受賞され、日本中で歓喜の声が上がりました。

 山中教授は「難病などで苦しんでいる人たちを助けることができるという目標・ゴールがこれまでの研究を支えてきた」というようなことを話されていました。

 有効な治療法が発見されていない難病とたたかっている患者さんにとっては、何よりも大きな支え、力になると思います。

 私は、難病の一つである膠原病の患者さんの地域組織「膠原病友の会」に会員として参加しています。医療関係者の方が熱心にサポートされている姿にいつも心を打たれます。実用化に向けた研究がさらに進むことを心から願わずにはいられません。

 今回は、様々な方面から研究のための寄附が寄せられているとの報道があります。日本の貧しい大学研究費を見直し、安心して研究活動に取り組める環境を保障することは、政治の責任だと思います。
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子どもはかけがえのない宝

2012年10月03日 | 日記
 いじめによる自殺、親の虐待等により、子どものかけがえのない命が奪われる事件が後を絶ちません。本当に心が痛みます。

 今議会では、いじめ問題についての質問が多く取り上げられました。

 私が所属する文教厚生委員会でも、いじめ問題について様々な意見が出されました。「学校で問題の解決はできない。社会が悪いという意見があるが、親が責任を持って対応しないといけない」「昔からいじめはある。それに打ち勝つ強い心を育てることが大事」「どこまでがいじめになるのか判断が難しい」などでした。

 私は、自分の娘がいじめを受けた体験を話し、大津市の事件をしっかりと受け止め、いじめをなくすためにしっかりと取り組むよう求めたところです。

 いじめの背景には、学力などに偏重した過度な競争で子どもたちがストレスを抱えている問題や、社会の風潮に弱者いじめ、強い者が勝つという弱肉強食の原理が蔓延していることなどがあり、それが子ども社会へ反映していると考えます。

 いじめをなくすためには、家庭や学校、地域社会が力を合わせることはもとより、教師が一人ひとりの子どもとしっかりと向き合えるよう30人学級とするなど、教育環境の整備が必要です。

 また、人権教育の中に子どもの権利条約を生かした取り組みが今こそ求められているのではないでしょうか。

 子どもは、かけがえのない宝です。理不尽なことで命が奪われることは、絶対にあってはなりません。多くの人たちとこの思いを共有し、広げていきたいと思います。
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