日本共産党・萬代ひろみブログ――いのち・くらし守る島根県政へ

出雲市議として5期16年。2011年4月に島根県議に初当選しました。みなさまに私の思い、活動の様子をお伝えします。

有意義な一日でした

2012年11月12日 | 日記
 今朝の定例の朝宣伝は、昨夜の雨風の影響からか、冬の気配が一段と強まり、とても寒い中での宣伝となりました。

 私は「野田内閣は国民世論に追いつめられ、いよいよ解散総選挙が間近の情勢です。今度こそ、日本共産党の石村智子比例中国ブロック候補、向瀬慎一島根2区候補を国会へ送って下さい」と訴えました。

 演説をしていると、車の中から手を振って激励して下さる方、また強風にあおられながら自転車に乗っていた高校生からは「頑張って下さい」との声援をいただきました。寒い中での宣伝でしたが、みなさんからの温かい激励に心も体も温まりました。

 夜は、出雲医療生協・出雲市民病院で働く看護師さんと県医療政策課の課長さんらとの懇談会に同席させていただきました。

 看護師さんからは、「いつも就業時間より1時間早く出勤して、カルテを見てから業務に入っています」「朝から夕方5時過ぎまでの日勤を終えてから急いで家に帰り、夕食の準備を済ませて深夜勤務に入ることもあります」「夜勤は、ひと月に9回~10回行っています」など過酷な勤務実態が語られました。

 また、病後児保育の充実、保育所の待機児童の解消、学童保育の年齢の拡大や保育時間の延長など、勤務実態に即した子育て環境を充実させてほしいと、切実に訴えられました。

 私は、今の勤務環境では定年まで働きたくても働けないこと、仕事を続けながら子どもを産み、育てることは家族の協力がなければできない、と改めて感じました。

 行政が安心して子育てできる環境の整備に取り組むことは、当然の責務です。看護師不足に対して、需要に対する供給が追いつかないなど、数字を追っていたのでは、解決策は見出せません。

 今回、県の方が現場の看護師さんの生の声を聞く機会を積極的にもたれたことに敬意を表したいと思います。

 懇談の最中にも、看護師さんの携帯には、子どもさんから「早く帰ってきて」とメールが入っていました。仕事を終えて忙しい中で集まられた看護師のみなさんの願いにこたえるために、私も引き続き、頑張りたいと思います。

 
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決算特別委員会分科会(文教厚生)で生活保護攻撃

2012年11月10日 | 日記
 芸能人の生活保護受給に対するバッシング報道以来、生活保護を受けている人たちへの厳しい世論が広がっています。

 国は、16日から開催する「新仕分け」で生活保護を見直し、保護費の引き下げや就労指導の強化などを検討しています。

 先日、私と同年齢の女性が事務所に来られました。その女性は「自分は一人暮らしで年金も少なく、生活が厳しいです。生活保護を受けている人は、私より収入が多いと思います。なかには、働かないでパチンコをしている人もあるのです」などと話されました。
 
 私は、「働けず生活が困難な時に生活保護の申請をすることは、憲法に保障された権利である」ということをお話ししました。彼女は、保護を申請せず、引き続き仕事に頑張りたいと話されました。

 11月5日に開催された決算特別委員会の分科会(文教厚生委員会)では、保守系の議員から「生活保護受給者は、働けるのに働かない者がいる。いったん、そういう生活をするとなかなか働かない。その上、生活保護は権利だなどと思っている。決算審査の分科会として、就労指導の強化を指摘すべきである」と発言しました。その意見に対し、民主党系の議員をはじめ、次々と「その通りだ」との声が上がりました。

 このひどい発言に対し、私は「生活保護は権利ではないとする認識は、間違っている」ことを強く指摘しました。そして、「生活保護受給者が働けるのに働かないという認識は事実と反する。決算資料の保護受給理由にあるように、受給者は病気や障がい、高齢で働けない人たちがほとんどである。就労指導の強化を指摘するということは不適切」と強調しました。

 問題にすべきことは、働きたくても働く場所がないことや、パートや臨時などの非正規雇用しか働き口がなく、自立できる収入を得ることが非常に困難な状況に置かれていることです。このことこそ、行政として改善すべきことではないでしょうか。

 こうした問題には目を向けることなく、生活保護受給者を敵視するような発言が飛び交うことは、本当に残念です。議員として、「生活保護は権利でもなんでもない」と言い放つ認識に怒りを禁じえませんでした。

 生活保護に攻撃の刃が向けられています。社会保障全般に自立・自助の考えを据え、公的責任を後退させていく政治の流れを何としてもストップさせなければなりません。
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日本共産党演説会のご案内

2012年11月01日 | 日記
 事務所で仕事をしていると、日が暮れて暗くなってから、若い業者の方が事務所の掃除用具の交換と集金に来られました。

 私が「遅くまでご苦労さまです」と声を掛けると、「まだまだこれからまわります。新規の開拓をしないと事務所に帰れません」と言われ、驚きました。こんな働かせ方をしていいのでしょうか。働く人たちの家庭や生活をどう考えているのでしょうか。

 私は、11月4日(日)に平田文化会館・プラタナスホールである「日本共産党演説会」のお誘いをし、共産党と一緒に働く人たちが報われる社会にするため、政治を変えましょうと言って激励しました。

 写真は、演説会の案内ビラ。

 

 みなさん、ぜひご参加下さいますようよろしくお願いいたします。
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