日本共産党・萬代ひろみブログ――いのち・くらし守る島根県政へ

出雲市議として5期16年。2011年4月に島根県議に初当選しました。みなさまに私の思い、活動の様子をお伝えします。

地元中小業者の振興を願う

2012年03月02日 | 日記
 昨日、新聞やニュースで「出雲ショッピングセンター・パラオが自己破産を申請」と報道されました。

 パラオは、地元商店の共同出資でできた中心商業施設でした。

 数年前、巨大大型店「ゆめタウン」が近隣へ出店する話がもち上がった時、日本共産党出雲市議団は、既存の商店街やパラオへの影響を心配し、一貫して出店の中止を求めていました。

 今回の原因については、経済の低迷とともに、近隣への大型店出店などで売り上げが減ったこと等をあげていますが、これは当初から心配されていたことです。

 私は県議会からの帰り、その足でパラオへ立ち寄りました。見た目には、いつもと変わらない雰囲気で、買い物客の姿がありました。

 テナントとして出店されている方から、お話を伺いました。「2月29日、突然集められ、説明を受けた。大変な衝撃を受け、多くの人が声を失っていた」。

 1週間以内に出て行かなければならないということで、商売を続けるにしても行き先がないなど、困惑されていました。

 行政として、専門家と一緒に訪問し、相談に乗るということができないのか、何としてもやり切れない思いでした。
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2月県議会で一般質問に立ちました

2012年03月01日 | 日記
 本日、一般質問に立ちました。

 私は、平和問題として、米軍機の低空飛行訓練で騒音被害に苦しんでいる県西部の実態などをもとに、被害根絶に向けた県としての取り組みについて質しました。

 また、日本共産党県議団として、1月に行った福島原発事故の現地視察を踏まえ、原子力防災・安全対策(食品検査体制の拡充、安定ヨウ素剤の分散配備、モニタリングポストの拡充など)について取り上げました。

 そして、先般、全国福祉保育労働組合島根支部のみなさんが県へ陳情された切実な願いをもとに、「子ども・子育て新システム」の問題と保育制度の拡充について質問したところです。

 それぞれに切実な声を寄せていただいた方たちの思いを胸に、力を込めて質問しました。

 引き続き、みなさんと一緒に要求が実現するように頑張りたいと思います。

 傍聴にお越しいただいたみなさん、ありがとうございました。

 
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2月13日、福祉保育労組の県交渉に同席しました

2012年02月15日 | 日記
 出雲・松江地域の保育園や介護施設で働くみなさんは、毎年、たくさんの要望をもって県と交渉・懇談されます。

 懇談には、私たち県議団や吉儀敬子衆院島根1区候補、大国陽介出雲市議も同席しました。

 今年は例年にも増して、たくさんの保育士、介護職員が参加されました。みなさんからは、現場の切実な声や思いが出され、予定した時間を超えての交渉となりました。
 
 介護施設で働くみなさんからは、「お年寄りの笑顔に励まされている。しかし、毎日、体も心もくたくたになり、いつ辞めようかと思うこともある」など、現場の厳しい実態が話されました。また、全国第2位の高齢者県である島根として、高齢者福祉予算を確保して、介護職員が働き続けられる支援をしてこそ、介護の充実が図られ、安心して住み続けられると強調されました。

 保育園で働くみなさんからは、「1歳児6人を一人でみているが、ヒヤッとすることがある。3.11大震災、原発事故の教訓からも職員配置基準を見直すべき。鳥取県などのように、県として職員加配してほしい」など、現場で日頃感じていることや、国の「子ども・子育て新システム」の中止を求める切実な思いが語られました。

 県の担当者は、「みなさんからの意見をふまえ、国への要望をはじめ、県の施策に生かしていきます」と答えました。

 私は間もなく始まる2月議会で、仕事を休んで貴重な時間を使って参加されたみなさんの切実な思いをしっかり代弁して頑張ります。

  
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島根原発1号機、3号機を視察しました

2012年01月18日 | 日記
 1月16日、石村智子衆院中国ブロック比例候補とともに、中国電力・島根原発を調査しました。

 私は、島根原発を視察するのは初めてでした。

 島根原発の入り口ゲートでは、不審者の侵入を防ぐため、警備の人による物々しいチェックを受けました。

 美しい島根半島の一角に、景観を阻むように巨大な施設が建っています。

 島根原発では現在、福島原発の事故を受けて、津波対策として、海岸部に1、2、3号機を取り囲むように15メートルの防波壁工事をはじめ、建屋の入り口の扉を補強する精密扉が設置されるなど、慌ただしく工事が進められています。

 今回、視察をしたのは、停止中の1号機と建設中の3号機です。1号機では、被曝を避けるため防護服に着替え、それぞれが放射能の線量計を首からかけて入りました。女性の見学者が少ないためか、入所者の際のチェックをする機械が思うように作動せず、ずいぶん時間がかかりました。

 人を寄せ付けない、原発の視察を体験し、その脅威を改めて強く感じました。

 今回の福島事故を受けて、危険な原発を抑え込む防護対策をほどこしても、絶対安全だと言えない原発。福島の実態をみれば、取り返しのつかないことに対し、多くの国民は胸を痛めています。

 見えない脅威を想定しながら、原発を稼働し続ける愚かさを、今一度、考えてほしいと思います。

 
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中林よし子さんをねぎらう集いが開かれました

2012年01月17日 | 日記
 1月15日、中林よし子元衆議院議員の長年にわたる活動を「ねぎらう集い」がホテル宍道湖で開かれました。

 県内外から集まった「よし子さん」ゆかりの人たちからは、ねぎらいの言葉とともに、たくさんのメッセージが寄せられ、和やかでぬくもりのあるとても素敵な集いでした。

 同僚の国会議員から、県民のみなさんと協同で国営中海淡水化事業を中止させた歴史に残るたたかいをはじめ、ミニマムアクセス米の輸入義務がないことを明らかにした国会論戦、BSE問題での追及など、改めて紹介があり、勇気と感動を与えました。

 4歳の息子さんを抱え、母親として葛藤しながらの活動は、胸にこみ上げるものがありました。

 県内の日本共産党の女性議員の多くは、よし子さんに背中を押してもらって立候補を決意した人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。いつも凛として、明るく元気なよし子さんに励まされてきました。本当にご苦労様でした。

 集いの最後に、中林よし子さんからは、36歳の若い石村智子さんにバトンを引き継ぐ熱い決意が語られ、「中国地方に何としても党の議席を」と参加したみんなが心を一つにしました。

 写真は、決意表明する石村智子衆院比例中国ブロック候補。手前が中林よし子さん。
 
 
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今年もよろしくお願いします

2012年01月02日 | 日記
 はじめて県政の場に送り出していただいてから、アッという間の一年でした。

 「県民の暮らしと福祉を守る」公約の実現に向け、今年も精一杯頑張ります。

 島根県は全国で唯一、県庁所在地に危険な原発が立地しています。県政の特別な課題である原発の安全対策、原発をなくすために、広範なみなさんと力を合わせます。

 新年にあたり、人とつながることの大切さと、人がつながることの大変さを感じます。新しい年が、共に生きるすべての人にとって、心あたたまる年となることを願っています。

 今年もよろしくお願いします。
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11月定例県議会が終わりました

2011年12月16日 | 日記
 11月定例県議会は、先月の21日からの26日間の会期を終え、本日閉会しました。
 
 最終日は、議会での質問とは違った緊張感があります。前日には、改めて議案の一つ一つに対し、日本共産党の議員団として賛否をどうするのか、討論では何を述べるのか等、尾村議員と慎重な打ち合わせを行いました。

 尾村議員は、自民党議連から提案のあった「APECでのTPP交渉参加表明に抗議する意見書」に対して、意見書に対する賛成を表明し、「TPPそのものに反対」のわが党の立場を述べて討論に立ちました。

 討論を分担し、私が2010年度(平成22年度)一般会計、特別会計、公営企業会計の決算認定にそれぞれ理由を述べて反対の討論を行いました。

 毎回の県議会を通して、いつも思うことは、財政難、財政の健全化ということを理由に、県民の切実な暮らしや福祉の願いが届きにくくなっていることです。

 討論の中でも述べましたが、今日の県財政の悪化を招いた責任は、県民にあるのではなく、不要不急の大型公共事業を国いいなりで進めてきた県当局の舵取りの誤りにあります。その反省がないまま、県民に痛みの我慢を強いることは容認できません。

 県民の暮らしが成り立ってこその県政です。住民の暮らしの隅々に政治の光が当たるよう、微力ですが、これからも頑張りたいと思います。

 写真は、議会の合間を縫い、党奥出雲支部の申し入れに同席し、奥出雲・井上勝博町長と懇談したもの。

 
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新鮮な野菜の旨味を堪能しました

2011年12月07日 | 日記
 議会の緊張から少し気分が解き放たれると、いつもは億劫な食事づくりが少し楽しみながらできます。

 近所からサトイモや白菜、カブなどたくさんの野菜をいただきましたので、ゴボウと豆腐を入れて、けんちん汁をつくりました。この季節、体も温まり、新鮮な野菜の旨味を堪能しました。

 私は少しだけ畑をつくっています。今年は例年より種をまく時期が遅れ、人なみの野菜は中々できません。今頃、大根の間引き菜を食べています。果たして大根になるでしょうか。

 その他、あすっこ、高菜、ホウレンソウ、カブなど植えています。高菜とあすっこは、近所で苗をもらって植えたもので、とても立派に育っています。

 毎年、こうして野菜をつくって、食卓に彩りを添えています。何よりも、私のように見よう見真似で経験のない者にも、それなりの恵みを与えてくれる大地に感謝です。

 近所におられる農家のプロにも支えられています。みなさんにも感謝です。

 写真は、県議会の私の控室。

 
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初の一問一答質問を終えました

2011年12月05日 | 日記
 今日、初めての一問一答質問を終え、とりあえずホッとしました。同時に、みなさんから寄せられた声や思いが届いたのか、あれこれ思うと、まだまだ胸がいっぱいです。

 私の生活相談活動の中で一番多いのは、生活保護に関するものです。生活保護は、「国民の健康で文化的な最低限度の生活を権利として保障しています」が、多くの方は肩身の狭い思いをしながら、身をひそめて生きておられます。

 質問の中で思いを込めるためにも、質問の前日に電話をして近況をお聞きし、パワーをもらいました。私学助成については、現場の先生や子どもを私学に通わせているお母さんからお話を聞かせてもらいました。ありがとうございました。

 
 質問の中でも紹介しましたが、「授業料を滞納しているために卒業証書が渡されず、卒業式当日になって駆け込みでお金をかき集めて持ってこられる保護者が毎年ある」という実態に胸が詰まりました。これからも私学助成の拡充を求めて運動されているみなさんと力を合わせていきます。

 議会は16日までです。常任委員会、決算委員会、特別委員会と、今しばらくは緊張が続きます。

 
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11月議会の一問一答質問日が決まりました

2011年11月30日 | 日記
 この間、ブログの更新が滞っており、申し訳ありませんでした。

 11月県議会は、昨日から一般質問が始まり、尾村県議が質問に立ちました。今回も限られた時間の中で、たくさんの問題を取り上げ、県民の切実な声を紹介しての質問でした。

 尾村県議は、1.知事の政治姿勢について(TPP、C2配備、原発・地域防災計画)、2.看護師の勤務環境の改善について、3.介護保険について、4.福祉医療費助成制度について、取り上げました。

 質問終了後、尾村県議の質問を聞いた他の議員さんからは、「10年前、米子空港の滑走路を2500メートルに延長するという説明を聞いたことがあり、その理由について気になっていたが、よくわかった」と声をかけられました。

 私自身も改めて「美保基地に配備されるC2は、地球のどこへでも出かけることができる空中給油機能をもつ輸送機であること」「美保基地が2007年から日米地位協定の改定で、危険な枠組みの中に入っていること」について、みなさんにお知らせしていかなければ、と思いました。

 私は、12月5日(月)に初めての一問一答質問に立ちます。午後1時からの予定です。

 質問項目は、1.生活保護行政について、2.私学助成の拡充について、取り上げる予定です。

 この間、関係者の方から切実な声をお聞きしてきました。みなさんからお寄せいただいた声をしっかり届け、願い実現に力を尽くす決意です。

 
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