過ぎゆく光

デジイチを手に入れてから、毎日が楽しい♪
日々心にとまった一コマを写真に収めていきます。

文章と写真

2009年09月07日 10時35分03秒 | Weblog
お風呂で本や雑誌を読むのが好きだ。
多少ふやけてもかまわない雑誌や文庫本を持ち込んで読む。
浴槽に半分だけフタをして、タオルを敷いて本を広げる。
面白いと1時間でも1時間半でも読み続けてしまう^^;

で昨日家にあった本(『できそこないの男たち』福岡伸一著・光文社新書)を読み始めたら、これが予想外に面白い。
著者は生物学者だが文章がやたらとうまくて、ヘタな小説家などよりはるかにうまい。
夫のオススメ本だが、あまり読む気がしなくて取りかからずにいたがソンをした。
家に何冊かあるので、しばらくお風呂の友が確保できてうれしい^^

私が思う「いい文章」とは、くどくど、ダラダラしないで、簡潔でわかりやすい。
それでいて、読む人の想像力に訴える文章だ。
読んでいてその情景が浮かぶような文章といえばいいだろうか。



写真も同じだ。
説明しすぎる写真はつまらないといわれる。
かといって、自己表現に走りすぎた、思い入れたっぷりの写真も重くてうんざり。
押し付けがましさがなく、見る人の想像力に訴える写真。

あるいは、こうもいえる。
文は書き手の人となりを表すが、写真もまた同じ。

写真を見ていると、なんとなくその撮り手が浮かんでくる。
情のある人、ない人。
優しい人、自分中心な人、理詰めな人、素直な人……。
そんなことも伝わってくる気がする。



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